NGT48の嘘、山口真帆と犯人の「つながり」を捏造か
暴行事件によって今年5月にNGT48を卒業した山口真帆をめぐって、不穏な動きが続いている。「スポーツニッポン」が、山口と暴行事件の犯人との「つながり」を示すものとしてツーショット写真を掲載し、山口真帆がTwitterで反論したのだ。
スポニチが記事に掲載した写真2枚は、2017年4月に行われたファン交流イベント「写真会」で撮ったものだ。山口真帆と暴行事件の犯人グループの主犯格とみられる男性が、手で「602」「303」の数字を示したポーズを取っている。
記事によれば、この数字はそれぞれ、暴行事件の犯行現場となった新潟市内のマンション内に男性が借りていた部屋、そして山口真帆が住んでいた部屋の番号なのだという。この写真こそ、ふたりが互いの部屋番号を知っていた証拠であるとし、<同じマンション内で2人の私的交流があったことをうかがわせる>としている。
この記事に山口真帆はTwitterで反論。
<スポニチさんが名誉毀損すぎるのでもう関わりたくないけど言わせてもらいます。ファンの方はご存知の通りイベント写真会はリクエストされたポーズをします。それをカメラ目線でやるので相手が何のポーズしているかもほぼ分かりません。AKB新聞やってて写真会の仕組みも分かっているはずなのに酷すぎる>
<独占入手って昨日の裁判資料?横流ししてもらった以外何があるんだろう?
襲われたら会社に謝されて、メンバーにはSNSで嫌がらせされて、辞めてからは他のメンバーがやってたことを私のせいにされて。こんな会社ある? 犯人との私的交流は現メンバーが認めてるのに。出してないけどその音声もあります>
AKBグループの「写真会」は、CDやアルバムを購入すれば誰でも参加可能で、任意のメンバーにポーズを指定したうえでツーショットを撮ることができる。その写真をもって山口と犯人側の「つながり」を示すことに説得力はなく、明らかなミスリード。そもそも、今になって写真が出てくるのも不可思議だ。
この写真を伝えたスポニチは、AKB48グループを題材とした「月刊AKB48グループ新聞」を発行する、いわゆる“御用メディア”だ。だからこそ山口は<昨日の裁判資料?横流ししてもらった以外何があるんだろう?>と指摘しているわけである。
AKSにとっては「騒いだ山口真帆こそが悪い」
山口と犯人側の「つながり」を匂わせるのは、スポニチ記事に限らない。
NGT48を運営する株式会社AKSは現在、犯人グループの男2人を相手取って民事裁判を始めているが、9月に「文春オンライン」が伝えたところによれば、犯人側は裁判で「事件前から山口真帆と私的領域で交流していた」と主張しているという。
事件の告発から山口が一貫させてきた主張とは食い違うが、このことについて、AKSの吉成夏子社長は次のように発言していたそうだ。
吉成氏は、NGTの活動再開直前に行われた保護者会で「犯人側の主張」と断ったうえで<「事件前から犯人の男性と繋がっていた山口が、あることが原因で男性と不仲になり、無視するようになった。連絡をとれなくなった男性が、直接話そうと山口の部屋を突然訪れた。そのために事件は起こった」>と説明していたという。同席したNGTメンバーの多くは吉成氏の言葉に頷き、納得している様子だったそうだ。
吉成氏が保護者に対して裁判の“矛盾点”をそのまま伝えていることも不可解であるが、こうした情報が漏れ伝わってくること自体、世間に「事件は山口真帆の自作自演」という印象を与えてしまいかねない。それでいいのだろうか。
AKSにとっては、ファンが自宅に押し掛けたことを「事件」として告発し、騒ぎを招いた山口真帆こそが“グループを壊した”という認識なのだろう。組織を維持して守るために、山口真帆が騒がなければよかったのだ。犯人側の主張を垂れ流していることからわかるのは、いまだにAKS内でこの論理が改まっていないということである。
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