サンドウィッチマンは“日本の快進撃”を予言していた…ラグビーW杯だけじゃない「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」を聴け!
#サンドウィッチマン #TBSラジオ #ラグビー
●今回の番組
「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」
火曜日~金曜日 17時50分~18時 TBSラジオ
https://www.tbsradio.jp/376779
◇ ◇ ◇
はじめまして。TBSラジオの阿部千聡と申します。
2007年入社、いろんな部署といろんな番組をグルグルしまして、現在はラジオ番組の制作、それに伴ったイベント制作などを担当しています。
ラグビーW杯2019日本大会が盛り上がっていますね。準々決勝では残念ながら南アフリカに負けてしまいましたが、JAPANの戦いに本当に感動しましたよね!
ちょっとだけ自慢しますと、わたくし、この大会が確実に盛り上がることを約2年前からわかっていました(エッヘン)。
ウソです。
正しく言うとラグビーW杯を応援するラジオ番組をずっと担当していて、「JAPAN頑張れ!!!」「 W杯盛り上がれ!!!」と願っていて今、その通りになったので心から嬉しい!!! もはやいちファンの気持ちです。
「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」は、高校ラグビー部で出会ったサンドの伊達さん&富澤さんがパーソナリティを務めるラジオ番組。火曜から金曜の夕方5時50分から10分間、毎週ゲストを迎え4回1セットで放送しているんですが、振り返ればサンドのふたりの熱心な気持ちのおかげもあってラグビー界のビッグネームたちが登場しています。
ちなみに、サンドの伊達&富澤コンビのポジションは、左右のプロップ。ふたりのそのスクラムの位置関係は、そのまま漫才の立ち位置になっているんだそうです。
プロップってスクラムの最前線で相手とガチっと組んで戦う、まさにチームの屋台骨なんですが、伊達さんは「俺たちがスクラム組んでる後ろで、(ほかのメンバーが)何やってるか、よくわかってなかった」ってよく言うし、「正直、ルールだって全部わかってなかったしね」と、富澤さんは笑うのです。
ふたりが通っていた市立仙台商業高校のラグビー部は当時決して強くなくて“100点ゲーム”で負けることもあったそうですが、「あん時辛かったよなぁ……」と楽しそうにラジオで語っています。
……とまあ、今なら「ラグビー界のビッグネーム」なんて生意気なことを言えるのですが、2017年11月、木曜「たまむすび」の5分コーナーとして番組を始めた時は正直、トライすると何点入るかも、1チームが何人いるのかも怪しい程しか知識がなく、とてつもなく忙しいであろうサンドウィッチマンが番組を引き受けてくれたものの大丈夫かしら……と悩んだものです。行き当たりばったり、思いつきっぱなし、投げっぱなしの悪いクセ。
でも、自分の知らないことを知るって本当に楽しい!!
この体験、ラジオ番組に携わっているとよくあることで、好きなこと、興味のあることを夢中で語る人の声はラジオを通してリスナーさんに、深く深く届くと思います。
例えば、映画!
まったく知らない監督の全然興味のなかった映画でも、映画評論家の町山智浩さん(※火曜『たまむすび』出演中)のコーナーで紹介されると、町山さんの話に引き込まれ「観に行こう!」と早速上映スケジュールをチェックしている自分がいます。
落語もそうです。
落語と言えば「笑点」しか思いつかなかった私が、落語家さんとラジオの仕事をしたのがきっかけで、今は寄席に通ったり、好きな落語家さんの独演会に足を運んだりしています。
さて、正直ラグビーについては、経験者だけが楽しめるちょっと閉鎖的なスポーツというイメージがあったもんで、企画した身ながらも“そっち側”になれるのか疑心暗鬼でしたが、今となっては食わず嫌いどころか、“パッケージ開けず嫌い”だっただけで、開けてみたら何ていうことはない「あら楽しい」の連発だった訳です。
「We Lobe Rugby」では、現役選手から、監督、指導者、実況アナウンサー、ラグビー好き芸人、スタジアムDJ、ラグビーゆるキャラの中の人etc……とにかく“ラグビーにゆかりのある人”であれば角度を変えて幅広くお招きしていますが、共通しているのは「ラグビーが好きだ」というシンプルな事実。
リスナーの中には、プレイをする方や熱心な観戦ファンはもちろんですが、中には関連グッズのマニアだったり、選手たちのサイドストーリーにめちゃくちゃ詳しい方もたくさん! 彼らの言葉には、いつもなにかの発見があります!!!
これまで番組では述べ70名以上のゲストを呼んで来ましたが、中でも印象的だったが今回のラグビーW杯を日本に招致したキーマン、徳増浩司さんの回。“ラグビー愛”ここに極まれり!!!という人物です。
もともと、福岡で新聞記者をしていた徳増さんがラグビーに魅了されてウェールズに留学しちゃう熱意にも驚きましたし、帰国後、あの茗溪学園を花園常連校の強豪に育てたのも徳増さんなんです。
もう…え? マンガですか?って感じです。
何より当時は、ティア1(※ラグビー強豪国/地域)以外の国でW杯を開催できるなんて誰も信じていなかった……。そんな中で徳増さんが勇気をもって掛けた1本の電話が全ての始まりだっていうんですから、こんな話聞いたら益々ラグビーW杯、ひいてはラグビーそのものに興味が沸いて来ませんか?
そんでもってラグビーW杯を日本に招致した男、徳増さんの話、もっと詳しく聴きたくありませんか?
聴きたいですよね!!!(強引!) じゃあどこで聴けるのか?
それは、TBSラジオ「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」ラジオクラウドから!
インターネットの普及のおかげで、ラジオは皆さんのパソコン、スマートフォンから聴けるのです。TBSラジオの場合、大きく2つ。radikoとTBSラジオクラウドがあります。
radikoは、パソコンやスマートフォンで無料でラジオが聴けるサービス。インターネット環境があれば、ライフスタイルに合わせて様々なシーンでラジオが楽しめますし、タイムフリー機能で聞き逃した放送を1週間前までさかのぼって聴くことができます。音楽もCMもそのまんま聴けちゃうのがradikoの魅力です。
TBSラジオクラウドは、TBSラジオの一部音声やオリジナル番組をストリーミング方式で配信するサービスで、全ての番組がやっているわけではありませんが、過去何か月、何年もさかのぼって聴ける番組もあるのでアーカイブ的な役割も果たしています。
モノは試しです。
音声コンテンツは、“ながら聴き”が出来ますので、お風呂に入りながら、家事をしながら、趣味の編み物やジグソーパズルをやりながら、場合によっては聴きながら眠りについたっていいんです!!!
「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」のラジオクラウドで徳増さんの話を聴いた後、W杯の日本戦を見返したら、また泣けちゃうと思うんです。たぶん。ラグビーのいい試合は、何度でも見直せるし、何度でも酒の肴になるんです。
収録終わりに「予選のアイルランド戦、4年は語れる」と、伊達さんはそんなことを言いながら帰って行きました。
阿部 千聡(あべ・ちさと)
2007年、TBSラジオ入社。ラジオニュースのAD、記者見習いとして配属された後、編成部のトラフィック担当など内勤を経て制作現場へ。「たまむすび」「サンドウィッチマンのWe Love Rugby」「土曜朝6時 木梨の会。」などを担当。
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