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日刊サイゾー トップ > 社会 > メディア  > テレ朝やらせでフリーを身体検査

テレ朝『スーパーJチャンネル』やらせ問題でテレビ業界がフリースタッフを「身体検査」へ

テレビ朝日

 テレビ界の不都合な真実が続々と明るみに出るかもしれない。

 3月にテレビ朝日で放送された報道番組『スーパーJチャンネル』で“やらせ”があったことが発覚。同局は謝罪に追われた。

「問題となったのは同番組内の企画『業務用スーパーの意外な利用法』。業務用スーパーをあえて利用する個人客の人間模様を描く内容で、客として登場した5人が番組スタッフである男性ディレクターの知人だった。このディレクターは外部から派遣されてきており、その上司やテレビ朝日のデスクらも交えて3回のプレビューが実施されたものの、不自然な演出には気が付かなかったといいます」(芸能ライター)

 とはいえ、早河洋会長らが役員報酬1カ月分の10%を返上するなどの処分に発展したことで、同局は制作会社やフリーディレクターに対する「身体調査」を強化する構えだという。

「報道番組だけでなく、バラエティー番組や情報番組についても同じです。とりわけ、企業やお店の取材に関しては癒着やキックバックがなかったか、念入りに調べているようです。こうした不祥事が起こりうる背景には、テレビ局側の制作費削減というのも遠因にある。今まで50万円で作っていたものを30万円で作れと言われても、制作会社やフリーディレクターは拒めない。そのため、『楽して作る』か『裏金を作る』という方向に走る土壌が生まれるというわけです。テレ朝の動きを見て、今後は他局も同様の調査を行うでしょうから、やましいことがあるスタッフは戦々恐々となっているでしょうね」(制作会社関係者)

 TBSでもバラエティー番組『消えた天才』や『クレイジージャーニー』のやらせが発覚しており、テレビ界はこれまで以上に番組作りの見直しを迫られそうだ。

最終更新:2019/10/27 12:00
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