チュートリアル徳井の所得隠し、3年間無申告の不自然「税金を払えない本当の事情」とは?
#チュートリアル #徳井義実 #お笑い芸人
約1億2000万円の申告漏れなどがあったと東京国税局に指摘されたお笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実。重加算税などを含む追徴税約3,400万円を支払ったという。
徳井は個人会社「株式会社チューリップ」を通して、所属する吉本興業からのギャラを受け取っていた。2012年から15年までの4年間で、私的な旅費や洋服代を必要経費として計上し、約2,000万円の所得を隠していたとされる。また、16年から18年までの3年間は約1億円の収入をまったく申告していなかったという。
まさかの人気芸人の所得隠し事件だが、芸能事務所関係者はこう話す。
「芸能人の場合、洋服代は経費として計上できるケースも多いほか、旅費についてもその後の話のネタにもなるだろうし、たとえば“研究費”といった名目で計上できる可能性もある。もちろんこのあたりは本人や税理士、国税局とで解釈が異なる部分でもあるので、話し合いで落とし所を見つけることも多い。必ずしも摘発されるような案件ではないと思います。
ただ、徳井さんの場合は、その後の3年間まったく申告しておらず、この点については国税局も無視できなかった。さらに13年までの所得も無申告だったため、数年前にも指摘を受けている。そんな経緯で、経費についても厳しく指摘されたという流れなのではないかと推測します。
無申告の3年があったから、その前の4年間の怪しい経費についても指摘されたという流れなのではないかと推測します。徳井さんは人気もあるし、収入も多いので、“見せしめ効果”も大きいですからね」
23日深夜、徳井は記者会見を開き、「想像を絶するほどのだらしなさ、ルーズさ」ゆえに、申告を怠ったと釈明した。
「確定申告が面倒くさいということで先延ばしにするタレントは少なくない。でも、そこは税理士に頼んで上手くやってもらうというのが基本。徳井さんの個人会社は税理士と顧問契約をしていたわけではなく、確定申告の時だけ頼んでいたとのことなので、常に、誰かに指摘されるまでずっと放っておいたということなのかもしれません」(同)
とはいえ、国民に納税義務があるのは当たり前のこと。いくらルーズな徳井だからといって、それくらいは理解していたはずだろう。何らかの事情で申告ができなかった可能性はないのだろうか……。とある会社経営者は、「あくまでも想像の範疇」として、こう話す。
「もしかしたら、税金として収めるためのお金が手元になかった可能性もありますね。たとえば、何かの投資話に乗っていて、ギャラの多くをそちらに回していたがために、銀行の残高がなくて税金を払えなくなった……とか。3年も無申告なんてあまりにも不自然ですから、どうしても払えない事情があったんじゃないかとも邪推してしまいますよ」
たしかに、単なる所得隠しとしては、腑に落ちない部分も多い今回のケース。さらに深く徳井の身辺調査を進める必要性がありそうだ。
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