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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > BABYMETALが「韓国流ドーピング」

BABYMETAL、新アルバムが全米13位の快挙の裏に「韓国流ドーピング」のカラクリ

BABYMETAL

 メタルダンスユニットのBABYMETALが10月11日に発売したサード・アルバム『METAL GALAXY』が、米ビルボードのアルバム総合チャートで13位にランクイン。1969年に坂本九が記録した14位を上回り、史上2組目のTOP40入りを果たしたが、どうにも騒がれないのには事情がある。

 BABYMETALは、アイドルグループ「さくら学院」から「重音部」として派生し、2010年に誕生。激しいメタルサウンドをバックに10代の女の子が歌い踊る斬新なスタイルが評判となって、国内外で人気が爆発し、2016年には東京ドームでライブを行う一方、ヨーロッパやアメリカの著名なロックフェスにも出演している。

 2016年発売のセカンド・アルバム『METAL RESISTANCE』はビルボードのアルバム総合チャートで39位にランクインしたが、最新作は大幅にその記録を上回った。ヘビーメタルに詳しい音楽ライターがいう。

「メタル界に女性が少ないため、当初は話題先行型のアーティストだったことは否めないBABYMETALですが、2016年にロンドンで行われたライブでは、日本で言うところの日本武道館にあたるウェンブリー・アリーナを満員の客で埋め尽くし、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズなど、ロック界を代表するバンドとツアーを回って実績を積むことで、イロモノ的な評価は消え去りました。

 現在はニューアルバムのツアーの真っ最中で、先ごろアメリカツアーが終わり、日本公演を経て、来年には十数カ国を回る世界ツアーへと旅立ちます。Judas Priestのロブ・ハルフォードやMetallicaのラーズ・ウルリッヒら、メタル界の大御所もファンであることを公言しており、世界規模で最も成功している日本バンドという触れ込みは間違いありません」(音楽ライター)

 日本のチャートではなかなかお目にかからないヘビーメタルが世界を席巻するとは驚きだが、“坂本九超え”の快挙にはちょっとしたカラクリがある。音楽関係者がいう。

「今回BABYMETALは日本人最高となる13位を記録しましたが、恐らく関係者はガックリしたことでしょう。というのも今回BABYMETALは、新作発売に際し、ツアーのチケットにバンドルを付けました。バンドルとは、ライブのチケットを買えば新作のCDが貰える特典です。K-POPアーティストはこの方法で何度も全米1位を獲得しており、BABYMETALもTOP10入りを狙っていたはず。ただし、チケットバンドルをやると2週目以降にチャートが一気に落ちるので、2週目の順位で真価が問われることになるのですが……」(音楽関係者)

 しかし何はともあれ快挙は快挙。日本の音楽チャートは完全に握手会ビジネスの天下だが、BABYMETALは握手に頼らずどこまでチャートを賑わすことができるだろうか。

最終更新:2019/10/25 10:45
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