ラグビー出身タレントの大ブレイクはあるか? 体育会系特有のノリからの脱却がカギに!?
#W杯 #ラグビー
日本代表チーム初の決勝トーナメント進出で大きく盛り上がっている、ラグビーワールドカップ2019。ワイドショーやスポーツ番組でのラグビー関係者の出演も増加した。
その代表格といえば、TBS系ドラマ『ノーサイド・ゲーム』で俳優デビューを果たした廣瀬俊朗だ。
「トークが上手いタイプではないものの、優しげな雰囲気で好感度は高い。解説者向きではないですが、俳優としての可能性はあると思います」(テレビ局関係者)
ラグビーが大きく盛り上がる前から、ワイドショーのコメンテーターやスポーツ番組のキャスターとして活躍していたのが大畑大介だ。
「日本代表として58試合に出場するなど、経歴も十分。トークも上手く、ルックスも清潔感があって、ワイドショーのコメンテーターにはもってこいの人材。ただ正直なところ、テレビ的な新鮮味があまりないというのもある。これまで通りに活躍するとは思いますが、今後大ブレイクするような雰囲気は、あまりなさそうです」(同)
一方、テレビ界が密かに注目しているのが、フジテレビ系『バイキング』にラグビー解説者として出演している伊藤剛臣だ。
「こちらも日本代表62キャップの名選手ですが、『バイキング』ではとにかくおとぼけな雰囲気を醸し出していて、いい感じにイジられています。“ルールをわかっていない”なんていうまさかの発言なんかもあって、バラエティー番組のスタッフも面白そうだと注目しているようです」(同)
しかし、ラグビー出身タレントが、バラエティ番組にフィットするとは思えないという声もある。テレビ番組関係者はいう。
「ラグビー出身タレントは、情報番組やスポーツ番組でも結構積極的にボケてくるイメージがあります。でも、いかんせん“体育会系特有のノリ”であって、お笑い的には微妙なんですよね。ラグビー熱が高まっている時であれば、ウェルカムな空気が出来上がっているので“体育会系特有のノリ”でもありがたがられるけど、バラエティの平場では難しいでしょう。柔道の篠原信一とか、女子サッカーの丸山桂里奈みたいに、吹っ切れた人材でないとなかなか難しいと思います」
ラグビー人気を一過性のものにならないようにするには、メディアでラグビーの魅力を伝え続ける存在も必要。テレビで活躍できる元選手の登場は、ラグビー界のためにも重要なのだ。
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