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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 険悪のレコ大がジャニーズに接近

年末の音楽特番はジャニーズ一色に? 関係断絶のレコ大も”あの秘策”で必死のすり寄り

イメージ画像/出典:josemanuelerre

 年末が近づき、各局とも大型音楽特番の準備にとりかかっている。ここ数年は番組スタッフが「目玉不足」に頭を抱えるのがお約束となっていたが、今年はその心配がまったくないようだ。音楽関係者が明かす。

「7月にジャニーズ事務所の前社長のジャニー喜多川氏が亡くなったことで、『NHK紅白歌合戦』ではすでにジャニー氏の追悼企画を用意。往年のヒット曲から、最新曲のヒット曲までメドレーでジャニーズの歴史を振り返るようです。司会や出場歌手だけでなく、ゲスト出演という形をとなるなど、どれだけ多くのジャニーズタレントを出演させられるかで、各局の“忠誠心”が量られる状況となっています」

 その中でも、見物なのが、日本レコード大賞(以下、レコ大)でのジャニーズの扱いだという。

「ジャニーズとレコ大は長い間、相いれない関係でした。1990年にジャニーズグループの忍者が歌謡曲部門ではなく、ポップス部門の最優秀新人賞に選出されたことを不服として、ジャニーズがレコ大から撤退したのはよく知られるところ。それ以降、審査の段階で辞退しています。2010年にデビュー30年ということで近藤真彦が最優秀歌唱賞を取るという異例の事態はあったが、いまを持ってもレコ大に参加はしていません」(前出・音楽関係者)

 しかし、今年は様子が違うようだ。

「レコ大には長年、日本の音楽界に貢献した人に贈られる特別功労賞という賞がある。ジャニーさんは当然に資格があり、このタイミングでジャニー氏に賞を贈ることで、ジャニーズ企画をやろうという目論見です。当然、昔のVTRはありますが、それだけでなく、追悼という意味で現役ジャニーズを出したい考えのようです」(前出・音楽関係者)

 年末はジャニーズでお腹いっぱいになりそうだ。

最終更新:2021/12/03 01:20
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