ジャニーズやAKB48が心配!? 第二、第三の金ピカ先生が出て来るのは間違いない!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週も韓国の文在寅大統領絡みの話が多い。文春の特集は、タイトルだけを見れば嫌韓煽りの記事にように見えるが、内容は、文在寅の立身出世物語である。
想像を絶する貧しい暮らしでも勉学を怠らず、司法試験に合格し、貧しい者たちの側について、ここまで来たというのである。
こんなコメントがある。
「彼は人権派弁護士だったため、被害者に寄り添う考え方が強いように思います。チョ氏の件にしても本人の弁を信じて庇うばかり。徴用工の問題についてもそうです。
中立的な立場からの大局的判断が求められる大統領が、被害者の立場に余に寄り添うのは危険です」
これって、文在寅に対する最大の褒め言葉ではないか。
この国のトップである安倍に、そんな考えは毛頭ない。どちらの下で国民としてありたいかと問われれば、躊躇なく、文在寅の下だと答える。
文春によれば、最新のギャラップ世論調査にだと、不支持率が50%だそうだが、支持率も41%あるのだ。
不支持は多いが、支持率は安倍首相とそこそこである。
チョスキャンダルを乗り超えられれば、文在寅政権はまだまだいける。手遅れにならないうちに、日本側も、文と会って話すパイプを作っておいた方がいい。
ニューズウイーク日本版も嫌韓の正体という特集を組んでいる。
ポストの騒動から、ネット上に、嫌韓、断韓などの書き込みがわんさとあるとしたうえで、安倍首相から誰かに代われば、問題が解決する、いい方向へ進むという考えは幻想だとしている。
この中でも触れているが、冷戦時代は日本の保守と韓国とはきわめて仲が良かったのである。それは、韓国の独裁政権と日本の保守政治家とが、持ちつもたれつの関係にあり、甘い汁を吸うことがお互いできたからでもある。
だが、韓国がいち早く、民主化を成し遂げ、漢江の奇跡とまでいわれる経済発展を遂げたため、日本の古い保守政治家は相手にされなくなったのである。
GDPでも、日本歩を脅かす存在になると、一段低く見ていた韓国を今度はライバルとは見ないで、敵視するようになる。
韓国ごときがという日本人の慢心である。いや、いつ打ち負かされるかもしれないという恐怖心が芽生えてきたのだ。
その微妙で複雑な日本人の対韓国への心理を巧みに取り込み、嫌韓というキーワードで「愛国心」を煽ったのがネトウヨたちである。
言論の自由度や政権批判など、どれを見ても韓国の方が鋭い。
今韓国の小説が日本でも売れている。顔の色も、背の小ささも、お互いよく似た民族である。
若い人ほど、韓国に対する嫌悪感は少ないという。そういう人たちが韓国へ行って、言葉がわからなくても、眞露を飲み、キムチをつまみながら、意志を通じさせる努力をしたほうがいい。
現代で、ジム・ロジャーズがいっているように、北朝鮮と統一すれば、8000万人の国ができ、10数年後には日本を突き放す経済発展するかもしれない。
根拠のない嫌韓などほざいていれば、バカかといわれる時代が近いうちに必ず来る。
そのジムが現代で、こういっている。
「韓国と北朝鮮が一緒になり、南北統一国家が生まれれば、朝鮮半島は世界で最もエキサイティングな場所になるでしょう。
北朝鮮には安価な労働力があり、大量の天然資源が眠っています。それらが韓国の資金力や製造力、ビジネス力と結合するわけです。
日本にとって、脅威的な存在になることは間違いありません」
また、金正恩という人間をこう見ている。
「まず、日本の皆さんが覚えておかなければならないのが、金正恩氏を北朝鮮の人間だと考えてはいけないということです。
彼はスイスで生活し、教育を受けました。本音を言えば、スイスで暮らしたい人間なのです。
しかし、現実的に彼は北朝鮮を出ることはできない。だから、北朝鮮をオープンにして、スイスのような先進国に成長させることで、かつて自身が送った先進的な暮らしを取り戻したいと思っているのです。
2013年に金正恩氏が北朝鮮に国際的なスキーリゾート、『馬息嶺スキー場』を建設させたのも、その一歩です。
彼は何度も言っています。『40年前に鄧小平が中国で行ったようなことを、私は北朝鮮でしたい』と。それを彼はやろうとしているのです」
根拠の薄い夢物語かもしれない。だが、嫌韓でゴリゴリに固まった日本人に必要なのは、こうした外からの目なのである。
今なら、イフということができる。もしも南北が統一したら、日本の存在感など一瞬にして消えてしまうだろう。
そうさせないためには、何でも話し合える人間をたくさんもつことである。それしかない。
サンデー毎日は、日産の完全支配をルノーは目論んでいると報じている。
西川広人が社長を辞し、混迷を深めている日産だが、日産株の43%を保有しているルノーは、誰が次期社長になるかを虎視眈々と見ているという。
ルノーはさらに、フィアット、アルファロメオ、マセラティを持つFCAとの統合も諦めていないという。
先週末までフランスのパリにいたが、街を走るクルマに日本製は稀だった。もはや性能がいいというだけではクルマは売れない。
トップが、どういう大きな絵を描いて、戦略を立てられるかが、これからの世界の自動車戦争で生き残るカギになる。
そういう意味では、ゴーンのいうがままになってきた日産に人材が育っているとは考えにくい。
日産は極めて厳しい局面に立たされていることは間違いない。
もやは飽きが来たが、小泉進次郎の話である。
新潮は、父親・純一郎と比べても、何事も中途半端で、覚悟がないと見ている。
それに以前からいわれていることだが、政策がない。深く物事を考えていない。
河野太郎も進次郎も、偉大とはいわないが、河野洋平、小泉純一郎という器に比べると、見劣りがする。
早く馬脚を現したのはいいのではないか。これからもう一度、一から勉強して、総理を目指しても十分間に合う。
われわれも長いスパンで見ようではないか。進次郎を超える大物が現れるかもしれないし。
文春によれば、生まれて来る進次郎と滝クリの赤ちゃんは、男の子だそうだ。
進次郎が喋っているようだが、そうなると4代目の政治家候補ということになる。まずは目出度い。
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