フランチャイズと直営店の違いなんてわからない! さらにややこしいキャッシュレス決済の還元の謎
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「フランチャイズは2%還元だけど、直営店は0%だって知ってた!?」
10月に入り、消費税が10%になったのと同時に、キャッシュレス・消費者還元事業も始まりますね。増税から9カ月間、キャッシュレス決済をした客にポイントや値引きがあり、お店はキャッシュレス決済の導入や手数料の補助が受けられる制度です。
キャッシュレス決済の普及率を現在のおよそ20%から5年で40%にするために、国が予算を組みました。
つまり、みなさんが、キャッシュレス決済をすると、例えばセブンイレブンのような大企業のフランチャイズなら2%、それ以外の規模の小さいお店(街の八百屋さんや飲食店など)では5%の還元が受けられ、大企業の直営店では還元がありません。
ここで注意したいのは、その還元方法が、お店によって異なること。ポイントを付与することもあれば、その場で値引きすることもあります。このあたりは、買い物のときに、お店でご確認ください。
キャッシュレス決済で確実に利益を得るには?
ところで、ここでひとつ疑問がわきあがってきます。それはなぜ大企業が抱える直営店では還元がないのか、ということ。
「君たちは、自社でなんとかできるだろう」ということなのでしょうか?
また、客は、その店が直営店なのかフランチャイズ(FC)なのか、外観からでは分かりませんよね。だから、個人的には、差が生まれないようなキャンペーンなどを期待しています。
ここで注目したいこと。
とりあえずはみなさんが、そのお店でキャッシュレスによる還元を受けられるかどうかは、右のイラストが目印になっています。大手のフランチャイズで、キャッシュレス・消費者還元事業に参加しないお店は、基本的にはないと思いますが、個人商店やあまり大きくない規模のお店の場合は、注意が必要です。
個人的には少し高い飲食店が、キャッシュレス・消費者還元事業に参加しているかが気になります。数万円の支払いで5%引きになるのであれば、5%引きにならないお店より優先して利用したいと考える人も多いはずです。
現在、ほとんどの飲食店ではクレジットカードが使えますが、われわれがキャッシュレス決済で還元を受けるためには、お店のほうで事前登録が必要です。この記事を書いている、8月下旬で、登録は全体の2割程度。このままでは、多くの飲食店で還元が受けられません。
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