立川志らく『グッとラック!』が予想通りの大爆死でも、打ち切り困難で当分は安泰なワケ
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辛口コメントがウリの落語家・立川志らくを司会に起用し、9月30日にスタートした朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)が、早くも”危険水域”に突入している。
第1部(月~金曜・前8時~9時55分)の初回視聴率は2.9%。午前9時55分~10時25分の第2部は2.4%だった。翌1日はさらに悲惨で、第1部の平均視聴率は2.6%で、第2部は1.8%だった(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「すでにネットメディアでも散々指摘されていますが、失敗の原因はやはり志らくさんはコメンテーター向きであって、MCの器ではなかったということ。しかも、脇にはこちらも炎上コメントを連発する恐れがある、2ちゃんねる開設者の西村博之氏が陣取る異様さ。今後も議論がかみ合うとは思えず、番組の雰囲気も暗い。今回の大惨敗は予想できたことだけに、局上層部の責任問題は免れないでしょう」(TBS関係者)
当然のことながら、同時間帯ではぶっちぎりのビリ。朝のワイドショー戦争でトップを走る『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の2018年の年間平均視聴率は9.1%で、志らくの「グッとラック!」はその3分の1にも満たない惨状だ。
「今さらながら局内が恐れているのが、『グッとラック!』のせいで、そのあとに続く『ひるおび』まで視聴者離れが起きること。『ひるおび』の視聴率は堅調で、TBSとしてはここを崩されるわけにはいかない。局内では傷口が広がる前に『グッとラック』の早期打ち切りを求める声が上がっています」(同)
ただし、数字が悪いからといってすんなり切れるワケではない。志らくは「ひろおび」のメーンMCであるホンジャマカの恵俊彰と同じナベプロの所属。別のTBS関係者いわく「志らくをむげに扱えば、ナベプロがへそを曲げ、恵を使って揺さぶりをかけてくることも考えられる。”打ち切りたくても打ち切れない”のが現状で、低視聴率でも当分は安泰という異常事態になりそう」とのこと。
志らくの起用について、TBSの佐々木卓社長は定例会見で「辛口コメントはテレビの醍醐味。番組で大立ち回りを」と持ち上げていたが、現在の心境はいかほどだろうか。
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