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”元アウトローのカリスマ”瓜田純士、ブラックエンペラー2代目総長の実父への想いをラップに乗せる!

「嫁はキリギリスで、俺はアリ」

――麗子夫人の歌声も美しかったです。奥様にお聞きしますが、あのメロディは自分で考えたんでしょうか?

瓜田麗子(以下、麗子) メロディの基礎はすべて、純士が鼻歌で作るんですよ。「こんな風に歌って」と。あとはDJの意見も取り入れつつ、自分でアレンジして歌いました。

純士 メロディ作りは完全に俺。なのに嫁は、「自分で作ってる」って思いたがるんですよ。

麗子 作ってるやん!

純士 基礎は俺なんですよ。

麗子 そう言うてるやん! その純士の毎回変わる適当な鼻歌を覚えるのが思いっきり大変やねんから、歌いやすいように自分でアレンジするしかないねんやん。

純士 そんな嫁を説得するのが大変で……。暴走したら違うもんになっちゃいますからね。レコーディング中にDJからも「これは旦那さんの曲だから、奥さんはもう少し控えめに」と注意されていましたから(笑)。まぁ、最終的にいい感じに仕上がったらよかったけど。

麗子 いつもウチのおかげでよくなってるやん!

純士 要するに瓜田夫婦は、アリとキリギリスなんですよ。アリがせっせと頑張っているのに、キリギリスが手柄を横取りしようとするから、アリは疲れるばかりなんです。結局、アリですから俺は。

――今回も、制作中に夫婦ゲンカが絶えなかったのでしょうか?

純士 なぜ夫婦で音楽活動する人が世の中に少ないのか。その答えが今回、出ましたね。夫婦でやったらケンカになるし、ヘタしたら離婚までありますって。それぐらい今回も、ケンカになったんで。せっかちな俺と、おおらかな嫁だと、必ずケンカになるんですよ。

 嫁はすべてにルーズ。時間を守らないし、何事もギリギリまで動かない。なのに、誰よりも偉そうにしている(笑)。それが非常にムカつくんだけど、嫁がいないと作品が出来上がらないのも事実だから、俺はノッてもいないのにノッているフリをしてあげる場面も多かった。99パーセントは俺の頑張りなんだけど、五分五分の作品に見せるのにも苦労しました。

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