堂本光一と彼女はお家デートが鉄則「最低でも三年は付き合ってる」「大切にしてきたつもり」
King & princeの岸優太とKinKi Kidsの堂本光一が、アイドルならではの恋愛の“苦悩”について語り、話題になっている。
岸優太がMCを務める番組『密会レストラン』(NHK)にゲストとして登場した堂本光一。番組冒頭、堂本は「ジャニーズ事務所は恋愛禁止ではない。なんでも答えます」と宣言し、赤裸々に自身の恋愛経験を明かした。
デートは家の中
堂本光一といえば“王子様”というイメージが強い。しかし岸優太が「昔からモテましたか?」と質問すると、堂本はすぐさま否定し<別にモテてるわけじゃないんだよね、俺ら><キャーとか言っていただく仕事をしてるけど、いざそこから外れた時にモテてるかといったら、全然モテてないじゃん>と、ジャニーズアイドルならではの“モテ”について説明。今まで女性からアプローチされたことは1、2回しかないという。
また、女性と交際した経験はあるものの、スキャンダルを警戒するあまり、一緒に外出するなどデートらしいデートをしたことがないという。デートはもっぱら家の中だそうだ。堂本は今年1月に40歳を迎えたが、この年までデートをしたことがないのを<気持ち悪いよね>と自虐してみせた。
お家デートのルーティンは、女性を車で迎えにいき目立たない場所で拾った後、自宅の地下駐車場から家に入る。過去には、自宅の駐車場についてもなかなか彼女が車から降りようとしなかったことがあったそうで、<今思うと、ドライブ気分でも味わいたかったのかな>と回想していた。
それでも堂本光一にとって、お家デートは鉄の掟。付き合う前には必ず「何もいいことないけど大丈夫?」と聞いているという。女性側もそれを了承し付き合い始めるものの、結局、別れる理由はいつも“堂々とデートも出来ない問題”。「いつまでこの状況が続くのか」と彼女がしびれを切らし、喧嘩別れをしてしまうそうだ。しかし、今までの最短交際期間は3年と長く、「一つひとつを大切にしてきたつもり」と自負している。
堂本光一の結婚観は「付き合う=いずれ結婚する」
堂本光一は、「付き合う=いずれ結婚する」、つまり恋愛の先には結婚があると考えていることを明かしている。
<具体的に考えているわけではないけど、ゆくゆくはそういう形になれれば幸せだよね>
ただ、あくまでも「ゆくゆくは」であり具体性にかけることから、女性には「無責任」「あなたと一緒に居ても未来が見えない」と責められることもあったようだ。妊娠・出産を望むのであれば、年齢的なタイムリミットが存在する。いつ結婚できるかわからない状況、しかも自分たちの意思だけでその日を決められない理不尽に不安や憤りを覚えるのは、当然だろう。
堂本光一の“結婚観”といえば、「40歳を超えて独身の女性はワケあり」と発言し、批判を浴びたことも記憶に新しい。
昨年12月29日放送のラジオ番組『突然ですが KinKi Kids 年末大放送!』(NHK)で、堂本光一と堂本剛はそれぞれの結婚観についてトークを繰り広げたが、その中で堂本光一は、以下のように語っていた。
<でも今から自分より年上っていうのはちょっとなかなかの……>
<40代でも50代でもお綺麗な女性は沢山いますよ、世の中には。だけどさ、よく考えてみて? やっぱり……バツイチだったりなんだりっていうのもあるかもしれないじゃない。それはわからんけど、やっぱり40歳超えていて、50越えてて独身の人ってなんか普通に考えてワケあるよね>
ファンに対して毒舌で知られる堂本光一だが、この“偏見”にあふれた意見には、ファンからも怒りと悲しみの声が続出したのだった。ただ、今回の番組での発言からすると、自分自身も「ワケあり」だという、自虐的な言葉でもあったのかもしれない。
タレントの結婚には厳しいと言われるジャニーズ事務所だが、恋愛に関してまで制限を加えてはこなかった。しかしタレントたちはファンに“疑似恋愛”を提供するアイドルであるという自覚から、交際を公にしデートを楽しむことを控える傾向にあるようだ。
例外は、TOKIO長瀬智也や松岡昌宏だろうか。交際女性とのデート写真をよく撮られる長瀬や、長く付き合っている女性と馴染みの居酒屋に頻繁に出没するという松岡は、比較的自由にも見える。
ただ、ファンの怒りの矛先が交際女性に向くことを防ぐためにも、基本的には交際は“秘密”が鉄則のようだ。岸優太らキンプリメンバーはデビュー前に「恋人にしたいジャニーズJr.」ランキングで上位を独占しており、なおさらだろう。とはいえ、堂本光一ほどのベテランになっても、その鉄則は守らなければいけないのだろうか。アイドルの“苦悩”が垣間見える番組であった。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事