ZOZO前澤社長の”人間失格”退任劇、仕事を干された剛力彩芽を巡って第二幕も?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
文春は、錦戸亮の退所はまだ序の口だという。関ジャニをまとめる村上信五は「もうやってられへん!」いったというし、TOKIOの長瀬智也も退所が噂されているそうである。
その他にも、KinKi Kidsにも解散危機が囁かれ、来年25周年を迎えるV6もグループとしては開店休業状態。錦戸の退所が、ジャニーズ事務所の終わりの始まりになりそうである。
ポストに、喉を鍛えて誤嚥性肺炎にならないようにするには「のどを鍛える」といいそうだ。人間はのどから衰える。それにはカラオケがいいのだが、どんな曲でもいいわけではない。
高温と低音をどちらも適度に含む曲。裏声よりも地声で歌える曲。そういう基準で選ぶと、井上陽水の『少年時代』、坂本九の『明日があるさ』、かぐや姫の『神田川』もいいが、ロングトーンの千昌夫の『北国の春』、テレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』がベストだそうだ。
よし、今夜は高田馬場のスナックで、全部歌ってみるか。嫌がられるだろうな。
ところで、今年から「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」と名称を変えた賞の受賞作が決まった。
松本創の『軌道』(東洋経済新報社)である。福知山線脱線事故の後、JR西日本という巨大な組織と闘った事故の遺族、淺野弥三一の姿を追ったノンフィクションである。
最初から有力だといわれていた。元神戸新聞記者である松本が、粘り強く積み重ねてきた取材に頭が下がる。
本田靖春も、泉下で頷いていることだろう。
お次は現代のドキュメント、豚コレラの話。
18年9月7日に岐阜県庁の本庁舎9階にある農政部家畜防疫対策課に一本の電話がかかってきた。
JR岐阜駅から北東約8kmほどに位置する岐阜市岩田西の養豚場で、複数の豚が死亡したという報告だった。
死因はどうやら豚コレラらしいという。
日本国内では4世紀半ほど発生していない。何かの間違いだろうと、職員はそう思ったという。
しかし、その後、自分たちの手で、岐阜県内の半数以上、6万頭近くの豚を殺処分することになる。
26年ぶりに豚コレラ発生を把握してから1年が経つが、被害は加速度的に広がっている。
愛知、三重などに伝播し、9月13日には埼玉県秩父市でも発生を確認した。
今回の豚コレラは、かつて国内で流行したものに比べて弱毒性のため、すぐ死ぬ豚は少なかった。そのためかえって感染が広がったというのである。
現在、被害は1府7県にまで広がり、全国で殺処分された豚は13万頭を超えている。
このままでは日本の畜産業が壊滅しかねないほどの状況なのだ。
どこから流入したのか? 北海道大学院獣医学研究院の迫田義博教授がこう解説する。
「海外からの旅行客などが豚コレラウイルスに感染した豚肉を違法に国内に持ち込んだ可能性が高い。
それを雑食のイノシシが食べ、感染したのではないかと考えられます」
豚コレラが発生すると、72時間以内に殺処分、消毒などの防疫措置を完了しなければならない。
自分が育てた豚を大量に殺さなくてはいけない養豚業者の中には、「もう事業は再開しない」と絶望してしまった者もいるという。
また、獣医たちの中にも、精神的に参ってしまって、獣医を辞めた人も出ているという。
何とか拡散を止めようと、経口ワクチンを混ぜた餌を撒いて、イノシシを処分しようとしているが、ウイルスを持ったイノシシがこれだけ広がるとどうしようもないそうだ。
一刻も早く豚へのワクチン接種を認めろという声が大きいが、政府は、一度ワクチン接種をしてしまうと、日本全体が「清浄国」から「非清浄国」となり、輸出に影響が出ると考え、手を打たないという。
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