トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 海外  > 巨額脱税女優が美容系YouTuberに?

“巨額脱税女優”ファン・ビンビン 映画界を干され、”美容系YouTuber”に転身か

自身がプロデュースした、新作の海ぶどうパック(販売サイトより)

 昨年5月、中国の国民的女優ファン・ビンビン(范冰冰)に脱税疑惑が発覚し、当局の監視下に置かれていた事件は記憶に新しい(参照記事1)。日本でも大きく報じられた彼女の失踪、脱税事件は最終的に追徴課税や罰金など8億8,000万元(約146億円/当時)という巨額の支払いを当局が命じ、幕引きとなった。その後、ハリウッド映画への出演を果たしたものの、同作は中国で上映禁止になるなど、脱税の余波は今も続いている。

 そんな中、中国「51新聞」(9月17日付)によると、すっかりメディア露出の減ったファンは現在、動画配信者として荒稼ぎしているのだという。ネット上で自身の公式動画チャンネルを開設し、メイク術や化粧品に関する動画を配信。自身のプロデュースする化粧品の実演販売をして収入を得ているそうだ。

自身のパック姿を配信、実演販売を行っている(百度新聞より)

 ファンは2017年末、自身が運営するオリジナル美容ブランド《FAN BEAUTY》を設立し、これまでに化粧水や保湿クリーム、美顔器などを発売してきた。脱税で軟禁状態となっている間は、当然ながらブランドの運営も停止していた。しかし、自由の身となっても女優復帰がままならないため、ブランド運営を再開。今年4月には久々の新商品となるシートパックを発売し、大ヒットを飛ばしている。ファン自身、「パックの女王」という異名を持つほどのパック好きで、その美しい肌の秘訣を「パックのおかげ」と公言するほどなのだ。海ぶどうの成分を使ったというこの新作パック、先日は30分間の実演販売で、なんと1,000万元(約1億5,000万円)を売り上げた。また、オリジナルブランドのほか、3月には北京に超高級エステサロンを開業し、100万元(1,500万円)という高額な入会費にもかかわらず、大盛況というから驚きだ。

 昨年の脱税事件に続き、今年6月には婚約者との破局が報じられたファンだが(参照記事2)、その美しさと稼ぎっぷりは今も健在のようだ。

(文=青山大樹)

最終更新:2019/09/24 18:00
ページ上部へ戻る

配給映画