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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 日テレのHulu商法に警戒感

『あなたの番です』と同じパターン? 日本テレビの「Hulu商法」に視聴者が警戒感

日本テレビ汐留タワー

 唐沢寿明が主演を務めたドラマ『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)が9月21日に最終回を迎えた。

 放送後、Huluにて最終回から1カ月後の物語を描いたオリジナルストーリー『ボイス 110緊急指令室 CALL BACK』が配信されている。

「同ドラマは全話平均視聴率2桁台をキープしたことを受け、本編が終了してすぐにHulu版も撮影されたようです。原作となっている韓国版にもないオリジナルストーリーで、真木よう子とNEWS・増田貴久を軸に物語が展開されています」(テレビ誌ライター)

 ドラマファンにはたまらない話だろうが、昨今の日テレによる「Hulu商法」には批判の声も多く聞かれる。2017年放送の『愛してたって、秘密はある。』では、最終回後に“本当の解決編”はHuluで配信すると発表され、「視聴者に失礼」と批判が殺到。日テレが謝罪コメントを出す事態となったものだった。

 そんななか、視聴者はあの日テレドラマへの警戒心を強めているようだ。

「10月13日から賀来賢人主演のテレビドラマ『ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―』がスタートします。同ドラマは、1月期に放送されたドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』の世界から半年後が舞台となっており、細田善彦、篠井英介、栄信が同じ役で出演します。その『3年A組』は番組終了後に、スピンオフ編『3年A組―今から皆さんだけの、卒業式です―』をHuluで配信。また、先日、最終回を迎えた『あなたの番です』でも、多くの謎が解明されぬまま最終回を迎え、真犯人の過去エピソードがをHuluのみで配信されている。このところHuluへの誘導が露骨になっており、『二ッポンノワール』も散々謎をちりばめておいて、結局、最終回後に『次きはHulu』となるのではないかとの不安に感じている人も多い」(前出・テレビ誌ライター)

 ヒット作で何度も儲けたいのがテレビ局の本音だろうが、度を越した誘導に視聴者の警戒感が広がっている。

最終更新:2019/09/23 22:00
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