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『Iターン』長すぎた膠着がようやく大爆発! ”覚悟”と”誤植”で救世主になったムロツヨシ

覚悟のない奴は骨の髄までしゃぶられる

 今回のテーマは「覚悟」だ。弱腰の姿勢ゆえ周囲に振り回され続けてきたムロが、いよいよ覚醒する。

 序盤のムロは情けない顔をしていた。古田が逮捕されたのに、まだスパイ行為を命じてくる田中にムロは質問する。

ムロ「なぜ、僕だけこんなひどい目に遭わなきゃいけないんでしょうか!?」

田中「お前には覚悟がねえからさ。身内を売るくらいなら死ぬっていう覚悟だ。そういう奴は骨の髄までしゃぶられるんだ」

 サラリーマンと極道、2足のわらじを履くムロ。サラリーマン稼業のほうも絶不調で、上司の高峰博之(相島一之)から阿修羅支店の閉鎖を言い渡された。その夜、ムロは黒木に占ってもらう。

「うだうだ考えるより動いちゃえってこと! 覚悟ってさ、もともとあるんじゃなくて自分で作るものよ」(黒木)

 ムロの周囲には覚悟を持つ者が大勢いる。竜崎組に捕らわれた毎熊は折檻を受けながら「オヤジの邪魔になるくらいだったら、死んだほうがマシじゃあ!」と言い放った。塚原は自身の命と引換えに毎熊を救い出そうと決意し、ムロに対しては「叔父貴には堅気に戻ってほしいです」と諭した。

 ムロもいよいよ覚悟を決めた。目つきと顔つきがあからさまに変わっている。

「僕も何かできることがしたいんです。このままじゃ堅気に戻れないです」(ムロ)

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