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バチェラーレビュー

『バチェラー3』は悪魔だらけ? 大本命のプロ彼女っぽさ、壮絶な過去の告白に漂う計算臭

バチェラー・ジャパン公式Twitterより

 9月13日より、リアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)待望のシーズン3配信がいよいよスタートした。初回は、エピソード1~3までまとめて一挙配信という太っ腹である。

 世に恋愛リアリティショーは多いが、この番組は一味違う。複数男子―複数女子という組み合わせではなく、1人のハイスペック男性(通称「バチェラー」)が複数の女性とデートを繰り返すという構図。エピソードが進むごとに女性の数は絞られ、最後に残った1人とバチェラーが交際をするというシステムだ。

 まず、参加女性の狙う異性が1人しかいないというのがいい。プライドを守るため本意ではない男と恋愛するなど、まどろっこしい真似をする者は出てこない。自分の気持ちにウソをつくという選択肢は存在せず、だからこそ女の嫉妬が丸出しになる。結果、我々は恋愛番組ではなく、『ASAYAN』(テレビ東京系)のモーニング娘。オーディションや『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)のようなサバイバル番組を観ている感覚に陥るのだ。『あいのり』(フジテレビ系)で感じたような甘酸っぱさは皆無!

 今回、バチェラーとして登場したのは貿易会社を経営する友永真也(31)。神戸で病院経営する医師の御曹司で、6年間のフランス留学経験があるという筋金入りである。しかも、長身の超イケメンだ。

『バチェラー3』に臨むにあたり、友永は指輪を用意してきていた。今回選んだ女性との交際を彼は“最後の恋愛”にするつもり。つまり、彼は結婚相手を選びにきているのだ。女性を選ぶ際の最優先事項は、その人との将来を想像できるか否か。

「僕は家族を築き上げたいと思っています」(友永)

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