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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > やらせ、アナ離脱でTBSが破滅へ

TBSで局員全体の志気が低下? 続発する番組のねつ造・やらせ、アナの大量離脱で破滅へ着々

TBS赤坂センター

 もはやTBSは破滅へと進んでいるのだろうか? 同局では、番組でのねつ造ややらせが相次いで発覚した。

 まず、『消えた天才』(日曜午後8時~)の8月11日の放送回で、野球のリトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の投手の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりも球速が速く見えるように加工し、ねつ造していたことが判明。

 過去の放送でも、卓球、フィギュアスケート、サッカーを取り上げた際、同様の手法で映像を加工していた事実がわかった。これにより、同番組は調査が完了するまで放送を休止する。

 さらに、『クレイジージャーニー』(水曜午後11時56分~)では、8月14日の2時間スペシャルと、同日深夜のレギュラー枠で、爬虫類ハンター・加藤英明氏がメキシコに生息する珍しい生物を探し捕獲する旅に同行取材する企画をオンエアした際、放送で紹介した生物6種類のうち、4種類は番組スタッフが現地の取材協力者に依頼し、ロケの前に準備していた生物を使って撮影したという“やらせ”が明らかになった。

 同企画の過去10回の放送においても、26種類は捜索中に実際に発見し捕獲したものだったが、11種類は事前に準備していたものであったことも判明した。同番組もまた、調査が完了するまで放送を休止する。

「『消えた天才』は視聴率6~7%ほど(ビデオリサーチ調べ、関東地区)ですが、『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)といった強力な番組を裏に回して、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』と同程度の数字をマークするなど、まずまず及第点だった。当面は特番に差し替えですが、多くの視聴者が『なんでこんなくだらない映像のねつ造をしたの?』と呆れている。一方で『クレイジージャーニー』のやらせは絶対にあってはならないレベル。いずれにせよ、『どんなダーティな手段を使ってでも、番組を盛り上げなければ』との意図が見え、TBSのテレビ局としての倫理観に疑念を持たざるを得ません」(テレビ誌関係者)

 そんな中、同局では中堅の林みなほアナが9日付けで、退社していたことがわかった。林アナは 7月1日付でアナウンス室から広報局に異動になっていたが、今後はフリーアナとしてやっていく意向だという。

「TBSでは、ここ数年、田中みな実、枡田絵理奈、久保田智子、小林悠、佐藤渚、吉田明世、宇垣美里など、実に多くの女子アナが辞めていきました。男子でも管理職だった安東弘樹が去って行くなど、在京キー局の中でも局員の待遇が悪い。それと同時に夏目三久やホラン千秋、小川彩佳といった社外のフリーアナを重用するため、アナ全体のヤル気をそいでしまっている。退社には、それぞれの事情があるでしょうが、局員がモチべーションをなくすような体質だと、局全体に悪影響が出てしまうのでは」(テレビ局関係者)

 番組のねつ造、やらせ問題に続いてアナウンサーが次々退社と、負の連鎖が続くTBS。その体質そのものを改めない限り、この流れは止められないかもしれない。

最終更新:2019/09/17 14:51
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