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日刊サイゾー トップ > 海外  > ロリータ娘「福利姫」が暗躍中
わいせつ動画や、使用済み下着をネット販売

風俗取り締まり強化の中国で、ロリータ娘「福利姫」が暗躍中?

メディアの取材に答える、くだんの少女(網易新聞より)

 

 習近平政権が誕生した2012年以降、中国では大々的に風俗壊滅作戦が実行され、性サービスを提供していたカラオケ、床屋、サウナ、マッサージ店などは壊滅状態にある。その一方でSNSを利用した出張型風俗など、無店舗型営業のサービスも台頭するなど新たな性産業が誕生しつつあるが、そんな中で流行語となりつつあるのが「福利姫」だ。

「網易新聞」(8月28日付)によると、中国のネット上で話題を集めている少女に、とある疑惑が持ち上がっている。その少女は中国の大学受験シーズンとなる今年6月、メディアの取材を受け、受験への意気込みを語ったのだが、ロリータファッションとそのかわいらしさから、たちまちネット上で話題となっていた。

 ところが一部ネットユーザーの間で、少女がネット上で性的な行為を配信している動画配信者であるという指摘が持ち上がり、少女が過去に配信していたとみられる動画などがネットに流出したのだ。少女は公園や路上など公共の場で、スカートをめくり下着を見せたり、時には全裸でダンスを披露するなどの行為を動画で配信していたようだ。

 中国では今こうしたロリータファッションなど、男好きするコスチュームで扇情的な動画を配信する「福利姫」と呼ばれる若い女性が増えている。福利とは隠語で“性的”という意味で、わいせつ動画を配信し、視聴者からの投げ銭を集めているという。中には、20分ほどのわいせつ動画を1,500元(約2万4,000円)ほどで販売したり、有料会員を集めている者もいるのだ。

 今年4月には、福利姫としてわいせつ動画を配信していた未成年の少女が当局に逮捕されるという事件も発生している。この少女はネット上で自分が着用した下着や、自撮りしたわいせつ動画なども販売していたと報じられている。福利姫の中には、金銭欲しさに視聴者と実際に会い、売春に手を染める者も多いという。

 当局による風俗取り締まり強化も、いたちごっこの様相だ。

(文=青山大樹)

最終更新:2019/09/13 18:10
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