元日本代表MFが森保ジャパンを辛口批評「選手交代がヘタすぎる!」
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2022 FIFAワールドカップカタール大会を目指す戦いが始まった。日本を含めた34チームはアジア1次予選を免除され、2次予選からの登場。とはいえ、現在の日本の実力からすれば、2次予選もウォーミングアップのようなものだ。
実際、10日に行われた2次予選初戦のミャンマー戦も2-0と数字上は僅差での勝利だったものの、内容はシュートを30本も浴びせる日本の圧勝だった。
そんな森保一監督率いる日本代表を、元日本代表選手はどのように見ているのか? テレビでコメンテーターとしても活躍する元MFに、オフレコで話を聞いた。
「選手交代が気になりますよね。タイミングが遅いのはもちろんだし、同じ特徴を持った選手同士を代えるというスタンダードな交代しかしない。今の代表には、原口元気のようなウィングバックもできる選手がいるのだから、3-5-2に切り替えることもできるでしょう。さらに言うと、チームの肝は大迫勇也だけど、その代わりが誰もいない。大迫の代わりを探すためにも、交代枠をもっと有意義に使ってほしい」
温和な雰囲気とは違い、口から出てきたのは、意外にも手厳しい意見だった。振り返れば、ブラジルW杯の際のアルベルト・ザッケローニ元監督も、選手交代で後手に回ることが多かった。それは、ロシアW杯ベルギー戦での西野朗前監督も同様だ。
一方で、東京五輪に関しては、期待の声が上がった。
「これまでの五輪は、日本サッカー協会側の意向もあって、勝ちに行くチームを作れていなかった。監督の考えるベストメンバーだけではなく、日本サッカー協会側の選手選考も汲まないといけないから。『このオーバーエージじゃ勝てねぇよ』ってボヤいている監督もいましたもん(笑)。でも、今回は地元開催ということで、本気でメダルを獲りに行くでしょう。おそらく、3人のオーバーエージ枠も森保監督の意向が通る。そういった意味では、今までの五輪以上に環境がいい。東京五輪はかなり期待できると思いますよ」
ただし、ここでも「予選トーナメントは、選手交代がポイントになる」とのことだ。つまり、森保ジャパンの東京五輪、カタールW杯での躍進は、選手交代にかかっている。これが元日本代表MFの本音だった。
(文=TV Journal編集部)
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