長瀬智也もジャニーズ退所が現実味 「唐突な発表」になってしまうのか
関ジャニ∞の錦戸亮が9月末をもってグループを脱退、ジャニーズ事務所も退所する。TOKIOの長瀬智也も、ジャニーズ事務所を離れる日が近いのではないかと噂されている。
錦戸の脱退は、今年3月の「週刊文春」(文藝春秋)報道から噂が飛び交っていた。錦戸と同様、長瀬智也もまた今年1月に「退所を望んでいる」との報道があり、以降はその動向が注目されてきた。
長瀬が音楽活動にこだわりを持っていることはよく知られている。だが、山口達也が未成年飲酒事件で脱退したことでベーシスト不在となったTOKIOは、もう一年以上音楽活動を休止中だ。
長瀬は「音楽活動が出来ないならジャニーズ事務所を辞めたい」と漏らしており、ジャニーズ事務所との間で今後の方針をめぐってひと悶着があったという。
さらに2月放送のラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)にゲスト出演した長瀬が、自身の入所当時を振り返りつつ、ジャニ―ズ事務所を「プリズンみたいなもんじゃないですか」とたとえたことも話題に。冗談なのか毒を含んでいるのか、「プリズン発言」の真意はわからないが……。
メンバーたちには、山口達也不在のままTOKIOの音楽活動を再開する気持ちはないとされる一方で、山口達也自身は彼らに再び音楽活動をしてほしいと望んでいるようだ。
8月29日発売の「女性セブン」(小学館)に登場した山口は、「音楽ができなくて苦しむTOKIOは見たくない」「TOKIOには歌ってほしい」と、苦しい胸の内を明かした。
長瀬智也はジャニーズを辞めなくてもいいのでは?
しかし疑問なのは、長瀬智也が音楽活動をしたいからといってジャニーズ事務所を出る必要はないということだ。
山口達也を含めた5人のTOKIOでの音楽をやりたいのだとしたら、むしろジャニーズを出てしまえば永遠に叶わない。また、シンガーソングライターとしての音源制作やリリースは、ジャニーズ事務所に所属していても可能だろう。
たとえばKinki Kidsの堂本剛は、ソロプロジェクトを長く継続。キンキファン以外の層にも届いている。また、あくまでドラマや映画とのタイアップであるが、長瀬もTOKIO以外の名義での音楽活動を経験してはいる。
TOKIOをやりたい、しかしTOKIOは出来ない。そのジレンマがあるのだとしたら、ジャニーズ事務所に所属しているか否かは関係ないのではないか。
「脱退します」発表からわずか1カ月で退所
ただ、もし長瀬智也の音楽活動以外の仕事へのモチベーションが下がってしまっているのだとしたら、それは退所の理由にはなるだろう。もし脱退や退所に向けての結論がすでに出ているのだとしたら、なるべく早めにファンには届けてほしい。
というのも、関ジャニ∞の場合、発表から活動停止までがあまりに急だ。昨年4月に関ジャニ∞は緊急記者会見を開き、渋谷すばるがグループを離れることを発表。渋谷すばるはその夏のツアーからすでに不在だった。そして今回、錦戸亮の脱退も、発表からその日まで1カ月もない。
渋谷すばるの脱退決定以降、グループの存続も含め、関ジャニ∞メンバーは激論を交わしたという。そして錦戸はグループからの離脱を決断。関ジャニ∞は5人体制で継続する。その結論は今年3月の時点で出ていたという。
だがその結論は全国ツアー終了まで伏せられ、7月9日に亡くなったジャニー喜多川氏の大規模なお別れ会を終えた翌日に発表された。脱退まで一カ月もない時期での発表に、ファンのショックは大きい。
対照的に、嵐は活動休止を2年前に発表するという完璧な作戦を実行し、ファンの心の準備もできるだろうが、関ジャニ∞はあまりに急すぎた。長瀬智也の場合も、唐突な発表になってしまうのだろうか。
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