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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 長渕剛、主演映画の集客厳しめか

長渕剛、主演映画がようやく劇場公開決定も、集客が厳しそうな雲行きか

「長渕剛 TSUYOSHI NAGABUCHI | OFFICIAL WEBSITE」より

 歌手の長渕剛が20年ぶりに主演を務める映画「太陽の家」が、来年1月の劇場公開に先駆け、10月31日からスタートする長渕のライブツアー「TSUYOSHI NAGABUCHI CINEMA & LIVE 2019 太陽の家」での上映が決定したと発表された。

 同作は、おせっかいで情に厚い大工の棟梁・川崎信吾(長渕)の家族愛を描く感動作。ライブでの先行上映は、日本映画史上初めての試み。この件を報じたメディアによると、今回の先行上映は、長渕の一足先にファンに届けたいという思いで実現。出身地・鹿児島県を皮切りに、全国10カ所、全17公演で映画も上映。約2時間の映画を上映した後に約1時間のライブを行うという。

「4月末に広末涼子、瑛太らも出席し、メインキャスト発表記者会見を行い、5月中にクランクアップ。7月には音楽特番で長渕自ら書き下ろした主題歌『Orange』を披露していたが、肝心の公開日がなかなか決まらなかった。かねてより俳優業にも定評がある長渕。ただ、過去の主演映画では、ことごとく、関係者とぶつかり決裂したことでも知られています。そのため、公開準備にてこずっていたようですが、まさかのライブと“抱き合わせ”でのお披露目になりました」(音楽業界関係者)

 映画の公式サイトによると、TOHOシネマズ日比谷などで全国公開するが、製作サイドからすれば長渕の“戦略”はかなり常識外れのようだ。

「長渕のファンを中心に集客が見込まれますが、そこまでの大規模公開とはならないだろうというのが業界の見立て。さらに、ツアーで上映してしまうことで、ライブで見たファンたちは、わざわざ劇場に足を運ぶ必要がないとと判断するのでは。手厚いファンサービスで知られる長渕ですが、今回ばかりはライブツアーで上映するよりも、全国各地へ舞台あいさつに回った方が集客が期待できたのかもしれません」(映画業界関係者)

 長渕のツアーに足を運んだファンが、繰り返し足を運びたいと思う作品になっていれば問題ないが、果たして仕上がりは?

最終更新:2019/09/09 21:45
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