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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > テラハ、童貞ウクレレの恋も散る

『テラハ』ケニーと莉咲子の「ヒーロー&ヒロインごっこ」の裏で、童貞ウクレレ・悠介の恋も散る……

#14  ケニー、卒業!

 14話目、アルバイトの流佳は「マーベル(俳優?)になりたい 」という夢に向かって全然動いていないことを、女優・春花に理詰めされます。先週は、想いを寄せるイラストレーター・香織にも問い詰められていました。序盤ではあんなに「かわいいかわいい」と言われていたのに……。最近、誰も流佳の味方しないな、かわいそうだなって思ってたんですけど、春花との会話を聞いてたらようやく理解できました。こんなやつと一緒に住んでたら、そりゃあイラつきますね。

「絵を描きたい」と、香織と一緒に「絵 具」(紙やペン)を買いに行ったのに、その後、進展なし。「俳優になってマーベルに出たい」と言えば、みんなアドバイスするも、まったく動こうとしない。ずっと寝てるし、何か言われるとすぐに反論するし。「マーベルに出たかったら英語の勉強しないとダメだよ」と言われれば、「Pleaseっていう英語『待て』っていう意味でしょ?」とか言っています。一緒に住んでいる人たちからしたら、これはかわいいの範疇なんかとっくに超えてるんでしょうね。

 そして、ケニーと莉咲子です。ケニーの卒業パーティーの後、莉咲子はケニーと一緒にテラハを出ることを伝えます。でも、これは付き合うのではなく、「もっとケニーのこと知るために出て行く」という選択です。振ってもいないけど、付き合って出て行くわけでもない。「0か100でしか物事を決めれない」と言っていた莉咲子が、40~60くらいの気持ちで出て行くのです。ちょっとふわっとした結論でした。でも、もういいんです。どっちでも。十分楽しませてもらったし、これ以上引っ張るよりよかったと思います。

 さて、ここからはおまけみたいなもんですが、13話で食事デートに出かけた、女優・春花と童貞ウクレレ奏者・悠介(テラハ・ハワイ編に出演)。悠介はテラハメンバーではありませんが、ちょいちょいモブキャラとして登場します。初めて会ったときから春花に好意を抱いているようで、それに感づいた春花は悠介をもてあそびます。「動物みたいな人が好き」「(悠介は)トドっぽいよね」「一緒にいて楽な人がいい」などなど。でも、絶対に男性としては見ていません。悠介は間違いなく、あっさり振られるだろうなと思っていたら、やはり14話で「人間としては好きだけど、異性としては見ていない」と振られました。思っていたよりも早い展開でしたね。

 ケニーと莉咲子が去り、おまけのようにウクレレの恋も終わりました。ようやく待ちに待った新メンバー。ちょこっと映ってましたけど、ギャルとイタリア人の漫画家でしたね。どんな展開になるのか楽しみです。

 

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最終更新:2019/09/09 18:00
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