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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > EXIT兼近報道でテレビ局混乱

EXIT兼近にテレビ局は対応で大混乱! 現場からは「完全にクロな不祥事の方が助かる」の声

EXIT・兼近大樹

 9月5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に、過去の逮捕歴を報じられたお笑いコンビ・EXITの兼近大樹。当時19歳の女子高生に出会い系サイトで知り合った男性とホテルでいかがわしい行為をさせ、1万5,000円を受け取らせていたという。

 「過去に非行に走っていて、逮捕歴がある芸人は珍しくはないし、現在は更生してまっとうに生きていれば、問題にならないことがほとんど。ただ、EXITは子供番組の『おはスタ』(テレビ東京系)にレギュラー出演しているということもあり、ちょっとイメージが悪すぎる。今後の仕事の方向性は変えざるを得なくなるかもしれません」(テレビ局関係者)

 兼近の場合、現在進行形で不祥事を起こしたわけではなく、あくまでも過去の不祥事が発覚したという状態。しかし、それでも番組出演の自粛や収録済み番組における出演シーンカットなどといった対応の可能性はある。

 「『ゴッドタン』は収録済みの内容をそのまま放送となりましたが、実際に『おはスタ』は出演見合わせ。ほかにも、上層部から現場に対して“EXITの出演シーンを全カットしろ”との御達しが出た番組もあったようです」(同)

 EXITが所属する吉本興業は、文藝春秋社に対して抗議するとともに、法的処置を検討していると発表。すでに更生している兼近の未成年時の事件を報じることはプライバシー侵害に当たると主張しており、吉本としては兼近に対して謹慎などの処分を科さない可能性も高い。

 「まあ、吉本が兼近を出したいと言っていたとしても、番組に出るかどうかを決めるのは局の上層部とスポンサーです。現場としては、上の司令に従うだけなんですが、これが正直面倒くさいんですよね。というのも、今回のケースは“誰がどう見ても完全なクロ”という案件ではないので、上層部も対応を決めかねている部分があるでしょう。そうなると、どんな決定にも対応できるように、現場としては“兼近アリバージョン”と“兼近ナシバージョン”の2パターンを編集して作らなければならない。ただただ仕事が増えるだけで、本当に迷惑な話です」(制作会社関係者)

 過去の不祥事とは言え、結果的に現場に迷惑をかけてしまった形の兼近。吉本はお咎めなしでも、それなりの代償を払うこととなりそうだ。

最終更新:2019/09/07 14:25
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