トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 張本勲も実は「球数制限」容認派
熱血!”文化系”スポーツ部

張本勲、実は「球数制限」容認派だった! 『伊集院光とらじおと』で明かした本音

『サンデーモーニング』の炎上キャラは演出?

 実際、筆者はある野球解説者から「張本さんも大変だよね。ああいう役回りで。本当は、球場でご挨拶しても、僕らみたいな後輩にもちゃんと挨拶してくれる優しい人なのに」という言葉を聞いたことがある。

 結局、『サンデーモーニンング』で問題なのは、過剰に「喝!」を迫る関口宏だ。直近25日の放送でも、守備妨害でアウトになった西武・源田壮亮のニュースに対して「あれはしょうがない」とコメントした張本に、執拗に「喝じゃないの? 喝でしょ」と迫る場面があった。そして、こんなことは日常茶飯事。喝さえ言わせておけば数字は伸びる、といった態度には、アスリートへの敬意も、スポーツに対する愛情も感じられない。

 その「スポーツへの敬意」という部分で明らかに勝っていたのが伊集院。敬意をもって接するからこそ、張本の本音が聞き出せたのだ。

 ちなみに、『伊集院光とらじおと』で、「最後にこれからの夢を」とマイクを振られた張本氏は、次のようなコメントを残していた。これもまた、ダルビッシュに届いてほしいと思う、野球界全体を見据えた建設的なものだった。

「野球のルールを変えてもらいたい。日本人に合う、日本の青少年、日本のファンが喜ぶような。アメリカのルールをそのまま持ってこないで、ちゃんと吟味して、日本人にいいルールを作ってもらいたいね。このままじゃ、野球界がダメになりますよ」

(文=オグマナオト)

最終更新:2019/08/29 18:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画