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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 吉幾三が自由すぎ!

吉幾三がノーブレーキ! 鶴瓶との“テレビ局出禁コンビ”のトークは堅苦しい現代へのアンチテーゼか

男根主義な発言を連発!

 ネットでの炎上の原因として、夫婦問題や女性蔑視については避けて通れない。不満を抱える女性が多い昨今、男側の独りよがりな言い分を言いにくい空気感が世にはある。そんな時代に、吉と鶴瓶は妻の愚痴で盛り上がった。

「俺、納得いかんよ。昔は朝の5時までも起きて待ってた女やで。ベロベロで帰っても『外の酒は外の酒、家の酒は家の酒。一杯作れ』って作ってくれた人なんよ。それが、早く帰って1人で飲んでるものなら『飲んで来たんでしょ? 1杯だけにしい』って言われんねん。俺の買ったウイスキーがいっぱいあんねん。俺、なんでこまめに少しずつ飲まないかんの?」

「(食事してたら)こぼすやん。こぼすとな『あっ、も~う!』って言うわけ。『も~うって言ったってしゃあないやないかい。洗ってくれたらええやろ』『それ、なかなか落ちないの』って。落ちないものを食わすな(笑)」

「昔な、俺の耳元で『カァーッ!』っていびきかいててね。自分でびっくりしたんやろうな。目バッチリ開けて『今の何?』って言うから『お前のいびきじゃ』『本当? ごめんなさいね』って背中向けた途端『ブッ!』って屁こいて『あ、ごめんなさい』って」

 言いたい放題の吉。 家に帰ってから、奥さんとは大丈夫なのだろうか?

吉「血圧は大丈夫? 俺、家に帰るたびに血圧上がんねん」

鶴瓶「これ、回り回って(奥さんが)観てるで」

吉「上がるものは上がんねん!」

テレビ局出禁経験者の2人による共演だった

 令和とは思えない伸び伸びとした吉のトーク。この日の放送回を好意的に捉えると、ある種のアンチテーゼと受け取ることもできる。メディアが発信する公人の声は“監視”されるのが常だが、その視線を必要以上に意識しなければ、吉のように爆発力を生むことができるかもしれない。事実、この日の2人は物申した。

鶴瓶「なんか、『あれ、アカン。これ、アカン』になってきたよなあ?」

吉「歌詞カードにもあんねんで。(吉がリリースしたヒット曲)『俺はぜったい!プレスリー』、あれ、本当は『俺は田舎のプレスリー』やったんや。“田舎”があかんねん。“お巡り”もあかん。“百姓”もあかん。今は歌えるからそうやって歌ってるよ。なんで、あのときだけはそうだったのかと。今は“うんこ”も大丈夫やから」

鶴瓶「それは周りが止めないと。『こんな歌詞、あかんよ』と(笑)」

 失言だろうがコンプライアンスから外れていようが、構わずに突き進んできた彼ら。生放送中に局部を出してテレ東を出禁になった鶴瓶と、ガウンのまま局アナに抱きつき、札幌テレビを出禁になった吉の2人によるアナーキーな共演だった。

(文=火の車)

最終更新:2019/08/27 19:30
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