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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ジャニーズ「メディア懐柔」の歴史

ジャニーズ事務所のメディア懐柔を関係者が暴露!「私たちはこうして飼い慣らされた……」

番頭S氏と飯島三智氏は犬猿の仲だった

 このようにしてマスコミを支配下に置くようになり、圧倒的な力を持つようになったジャニーズ事務所。しかし、スキャンダルを報じる媒体もあり、それを機に、その媒体もしくは会社がジャニーズ事務所から「出禁」になるというのも、これまで散々繰り返されてきたことだ。

 とはいえ、そうしたジャニーズの手法をよく思っていなかった人物も、内部にはいたという。別の大手出版社Bの社員(50代後半)は言う。

「ウチはジャニーズ事務所とは訴訟になったこともあるので、基本的にずっと折り合いが悪いんですが、かつてSMAPのマネジメントをしていた飯島三智さんだけは、木村拓哉と香取慎吾をウチの雑誌のインタビューに応じさせました。不思議に思い、取材時にそれとなく聞いてみると、『それはそれ(B社がジャニーズ事務所との訴訟経験もあり、不仲であること)、これはこれですから。私は、なんとも思っていないんですよ』と。どうやら飯島さんは”番頭”のSさんと仲が悪く、彼のやり方が気に入らなかったようなのです」

 そんな飯島氏が、週刊誌報道をきっかけとした騒動により、ジャニーズ事務所を離れたことは、周知の事実。そして、ジャニーズによるマスコミ支配を牽引してきた当事者のS氏も、近年は「加齢により円くなった」といわれている。さらに、ジャニー喜多川社長逝去の際には、週刊誌の担当者たちに「どんどん取り上げて下さい」と低姿勢で頼んだり、「そんな(追悼)特集 を組んでくださるんですか」と喜んだりしていたという。

 一時代を築いてきたジャニーズ事務所も吉本興業も、生まれ変わるべき時が来ている。かつての強引なやり方がもう通用しない時代であることに、ようやく当事者たちも気づき始めたのかもしれない。

最終更新:2019/08/26 18:00
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