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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > オリラジ中田、契約変更の第一号?

オリラジ中田、YouTubeでがっぽり稼いで吉本興業の「専属エージェント契約」第一号に?

オリエンタルラジオ・中田敦彦

 オンラインサロンを開いたり、ファッションブランドを立ち上げたりするなど、本業以外での活動が活発化しているお笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦。現在、主戦場となっているのは、公式YouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」だ。

「中田敦彦のYouTube大学」のメインとなっているのは、政治や社会情勢を解説する動画。憲法改正、原発問題、消費税など、ネット上でも熱論が交わされることの多いトピックについて、まるで予備校や大学の講義のように解説するというもの。そのほかには、有名な文学作品や歴史に残る偉人の生涯を解説する動画もアップしている。

「20〜30分くらいの長さの動画を毎日アップしています。チャンネル登録者数は約71万人(8月19日時点)で、年内までに100万人を目指すとのこと。動画の内容によって再生回数にバラツキはありますが、1つあたり10万〜50万回くらい。バラエティー系の動画ではないことを考えると、かなり健闘している方ですし、教養系YouTuberとしてはトップクラス。それこそ“YouTube界の池上彰”といった立ち位置です」(ウェブメディア関係者)

 中田が所属する吉本興業では、「OmO(オモ)」というプラットフォームを作り、YouTube芸人を世に送り出している。カジサックやガーリィレコードチャンネルといったYouTuber芸人のほか、EXITや霜降り明星のYouTubeチャンネルもOmOの所属となっている。しかし、そんなOmO公式サイトのクリエイター一覧には、中田の名前は掲載されていない。

「中田がYouTubeに力を入れているのは、その視聴者を自身のオンラインサロン『PROGRESS』に誘導するため。中田はオンラインサロンもファッションブランドも、吉本主導ではなく自身主導で動いており、このYouTubeも同様だということでしょう」(同)

 吉本は先日、従来の専属マネジメント契約に加え、「専属エージェント契約」を導入すると発表したばかり。中田は、その「専属エージェント契約」に真っ先に飛びつくのではないかとも言われている。

「テレビやラジオなどのメディア関係の仕事は吉本を通していますが、それ以外の個人の活動はかなり自由にやっているということで、実質的にはすでに”エージェント契約”に近い形になっているとも言える。個人的なビジネスで得た収入を吉本に持っていかれないようにするためにも、エージェント契約に切り替える可能性はあると思います」(お笑い業界関係者)

 そんな中田の動向に、吉本芸人たちは熱視線を送っているという。

「専属エージェント契約というものにメリットがあるのかどうか、吉本芸人たちは不安に思っているところです。そこで、ビジネスに明るい中田なら、芸人にとって有利な条件で契約をしてくれるのではないかと期待しているようですね。実際、個人会社を立ち上げてビジネスをしている中田に対して、副業やギャラ管理についてのいろいろなアドバイスを求める先輩芸人も多かったといいます。専属エージェント契約についても、中田を見て動く芸人が多そうです」(同)

 吉本がぶち上げた専属エージェント契約なるものが、芸人にとって歓迎されるべきものになるか否か。中田次第で流れは大きく変わりそうだ。

最終更新:2019/08/20 00:00
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