浜崎あゆみの半生「ドラマ化決定」までが仕込み? 沈黙を貫く理由は
浜崎あゆみのデビューからブレイクするまでの軌跡を綴った自伝的小説『M 愛すべき人がいて』(幻冬舎)。幻冬舎の見城徹社長は16日、トークアプリ「755」を更新し、「某テレビ局で連続ドラマ化が決定しそうだ」と明かした。
『M 愛すべき人がいて』は、浜崎あゆみとエイベックスの代表取締役CEO松浦勝人氏との“禁断の恋”が描かれているとして、発売前から話題になった。発売後は、妻との離婚が成立した松浦氏に対し浜崎がFAXでラブレターを送ったことや、「SEASONS」や「M」「Trust」といった彼女のヒット曲がいずれも松浦氏へのラブレターであったことなどが判明し、衝撃を受ける人が続出。メディアでも大きく取り上げられ、発売初週で3.8万部を売り上げ、8月9日発表のオリコン週間BOOKランキングでは2位を獲得するほどの人気作となった。
なお、本の冒頭には<事実に基づくフィクションである>との但し書きがあり、小説として脚色している部分もあると思われる。
浜崎あゆみの存在自体が大きな話題となることを狙ってリリースした本であることは間違いないが、ドラマ化の話が事実だとすればそれも折込済の“あゆプロモーション”なのかもしれない。エイベックスが全面的に関与し、エイベックスの新人女優を主演に据えて「dTV」で連ドラ、という可能性なら大いにあり得るだろう。そうなった場合、30代当時の松浦氏をどの役者が演じるのかは気になるところだ。
松浦勝人氏にとって浜崎あゆみの存在は「to beなかんじ」
浜崎あゆみファンからの反響も大きい。松浦勝人氏のTwitterには、『M 愛すべき人がいて』に関する感想が多数送られており、彼はその一部に自身の想いを返信している。
たとえば、「ayuの歌詞に救われました」には<僕の人生もayuに救われてます>。「どこかにまだ気持ちはありますか?」という質問には<俺たちにはもうそんな感覚はないんだよね。人と人としての付き合いだから>と、恋愛感情を超えた関係であると答えている。
また、「マサさんにとって浜崎あゆみはどんな存在ですか」という問いには<to beなかんじ>と返信。「to be」とは、浜崎あゆみが1999年にリリースした曲のタイトルであり、サビでは以下の歌詞が歌われている。
<君がいるなら どんな時も 笑ってるよ>
<君がいるなら どんな時も 笑ってるよ>
<泣いているよ 生きているよ>
<君がいなきゃ何もなかった>
さらに、「これからもあゆが続けていけるように支え合ってほしいです」という要望には、<任せといて>と心強い言葉を送っている。
しかし、『M 愛すべき人がいて』に発売当初、松浦氏は複雑な思いも抱えていたようだ。松浦氏が10日に更新したInstagramには、医師に「死ぬかと思った病気の疑い」をかけられていたと綴ってある。本の反響が大きかったことに驚きながら、「俺あと10年くらいなのになぁ」と落ち込んでいたそうだ。けれども精密検査の結果、陰性と判明。現在は、「生きてるうちに何でもしよう」と前向きな様子を見せている。
一方、浜崎あゆみのTwitterにも様々な感想が届いているが、彼女はこの本について沈黙を貫いている。ただ16日のInstagram投稿では、東北でのコンサートの意気込みとして以下の文章を綴っている。
<変わっていくこと、変えてきたこと、変えられないこと、たくさんありました>
<置いてきたもの、それでも抱え続けてきたもの、たくさんあります>
<間違っていなかったんだよと胸を張って言える三日間にしたいと思います。>
「想いは歌で伝える」のが浜崎あゆみのスタイルなのかもしれない。
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