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J1湘南・曹監督にパワハラ疑惑! バカ売れした”チームDVD”では激怒シーンに賞賛の声も

NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章 ー2018覚悟ー

 サッカーJ1の湘南ベルマーレの曹貴裁監督にパワハラ疑惑が浮上。Jリーグきっての名将の醜聞にチームが揺れている。

 パワハラは、日本サッカー協会への匿名の通報によって発覚した。これを受けてJリーグは調査に乗り出しを決定。湘南は監督をチームの指揮から外すことを決め、代行監督を立てて今後のリーグ戦に臨む。週刊誌のスポーツ担当記者がいう。

「曹監督はプロサッカー選手を経て指導者の道を歩み、湘南の監督は今年で8年目です。その間には2度のJ2降格を経験していますが、それでもクビを切られなかったことが評価の高さの現れでしょう。湘南はJ1の中でも運営費が非常に少ないチームですが、曹監督は戦力的に見劣りする選手たちを徹底的に鍛え上げ、とにかく走りまくるサッカーを実践し、昨年にはルヴァンカップを制しました」(スポーツ担当記者)

 イニエスタ、ポドルスキー、ビジャ(いずれも神戸)、F・トーレス(鳥栖)といった世界的なスターに大金をはたくチームもあるなか、財政力で見劣るチームの選手たちが必死に汗をかき、勝利をもぎ取ろうという姿勢は好感が持てる。

 報道では、曹監督の態度が原因で複数の選手が練習に出て来られなくなったり、負けた試合の後に激しい言葉を浴びせられたりと、パワハラの一端が明かされており、これは非難されてしかるべきだが、そういったパワハラと表裏一体の熱い指導が、ついこの間まで賞賛の対象だったのも事実だ。フリーのスポーツライターはいう。

「湘南について今年、話題になったのがチームDVDです。湘南は毎年『イヤーDVD』を発売していますが、その2018年版のDVD『NONSTOP FOOTBALLの真実 第5章 -2018覚悟-』にはローカールームの映像が収められており、激しい口論の様子も収録されていて、一時は品切れになるなど、異例の大ヒットとなりました。その中には曹監督が激怒するシーンも含まれており、そうなると“熱意なのかパワハラなのか”の線引きがいよいよ難しくなります。

 プロ野球界では、広島カープの緒方孝市監督が選手を平手打ちしたことが問題になりましたが、こちらは厳重注意処分で終わりました。他のチームの監督も大なり小なり似たようなことをしているわけで、あまり細かく突っつくと“パンドラの箱”を開けることになりますよ」(スポーツライター)

 これが中学や高校の部活動なら問答無用でアウトだが、今回のケースは、サッカーに人生を賭けたプロの話。イエローカードなのかレッドカードなのか、Jリーグは難しい判断を迫られることになりそうだ。

最終更新:2019/08/15 20:30
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