トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > KATSUMIがトレンド入り!

KATSUMIが突如としてトレンド入り! 90年代前半に大活躍したモテ男の”意外な近況”

SHINING / KATSUMI(1990)

 1990年代前半に活躍したシンガーソングライターのKATSUMIの名前がトレンド入りし、にわかに注目を集めている。

 “トレンド入り”とはTwitterのトレンドワードのランキング上位に入ることだが、キッカケとなったのが12日放送の『教師役の陣内孝則が推定家賃70万の一軒家でひとり暮らしをしていた時代……とマツコ』(日本テレビ系)だった。

 番組ではバブル期の芸能人モテ男として、岩城滉一や三上博史、石黒賢、BARBEE BOYSのKONTA、江口洋介を紹介しながら、この5人の特質全てを1人で兼ね備えた存在としてKATSUMIの名前を挙げた。

「KATSUMIといえば、高身長でロン毛のソバージュとサングラスがトレードマークでした。確かに、江口ら5人のモテ要素を全て備えていましたね。当時はそんなことなど考えもしませんでしたけど(笑)。今の若い人には聞き馴染みがないかもしれませんが、バブル期に青春を過ごした世代からは『こんな時間にみんなとKATSUMIを共有できて嬉しい』『懐かしい、聴きたくなってきた』といった声が上がっています。91~94年に発表したアルバムを全てオリコンチャートのTOP5に送り込むなど、90年代前半に大ヒットを連発したKATSUMIですが、それ以上にシングル曲がJALや花王など、大手企業CMとのタイアップが多かったので、当時はファンならずともお茶の間レベルでの認知度が高かったと思います」(音楽ライター)

 J-POP黎明期の代表的シンガーだったKATSUMIも、90年代後半以降はその勢いが失速。以前のようなヒット曲も生まれなくなり、大手レコード会社との契約も切れて、現在は地元・茨城でラジオ番組のパーソナリティーを務めながら、地道にライブ活動を行っている。

「KATSUMIの全盛期のヒット曲は全て職業作曲家の手によるもの。しかし、それに飽き足らず、突然アーティスト性に目覚めて自作曲にこだわり、人気を失ってしまうというありがちなパターンです。とはいえ、“昔取った杵柄”ではないですが、ライブには当時からのファンが一定数訪れているし、現在もファンクラブが存続しています。レコード会社との契約が切れているので楽曲は一般に流通していないものの、コンスタントにCDを自主制作してライブ会場で手売りしており、十分生計は立っているようです。現在53歳のKATSUMIですが、意外にも容貌の劣化は少なく、若々しさを保っているので、それなりに充実した生活を送っているのでしょう」(同)

 KATSUMIは音楽活動のかたわら、ブログやInstagramなどSNSを積極的に活用しており、番組で自身が取り上げられたことをブログで話題にしながら、当時のアルバムをちゃっかりPR。しかし、前述したバブル期のモテ芸能人たちが現在も当時と変わらぬ存在感を示し続けているのに対し、彼らのモテ要素を全て兼備していたとされるKATSUMIが表舞台から消えてしまったのは、何とも皮肉ではあるが……。

最終更新:2019/08/14 20:00
ページ上部へ戻る

配給映画