NHK『どすこい!夢の大相撲』紺野美沙子の熱すぎる相撲愛と「AI夢の対決」の可能性
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元祖スー女・紺野美沙子が爆発!
紺野といえば「元祖スー女」とも称される人物であり、今年6月に開催された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」にも出席していた、まさに“本物”。スー女の代名詞といえば、今回共演した市川紗椰や山根千佳なわけだが、紺野と比べてしまうと横綱と関脇ぐらいの差があったように思う。
そういえば、2年ほど前の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に「相撲の未来が心配な女優」として出演していた紺野。おっとりとした笑顔と口調とは裏腹に「ご新規さんのスー女のマナーがいただけない」とバッサリ切っていたのを思い出した。
そんな紺野の魅力以外にも、今回の企画で得た気づき、そして新たな可能性は多い。
今回が初開催となった「AI場所」だが、今後も年1場所くらいは実施できるのではないだろうか。デーモン閣下自身が「いろんなアイデアがここから湧く」と番組最後で語っていたように、選出する横綱を変えるだけでも楽しいし、取組の番手を変えたり、団体戦の形式を変えるなど、いかようにも楽しみ方はあるだろう。
そしてもうひとつは、「AIでの夢の対決」は、他競技にも応用が利用できそうだ、という点。すぐに思い浮かぶのはプロ野球だ。歴史が長く、豊富な映像資料が残っている競技であればあるほど、時空を超えた夢の対決への期待値は大きい。
また、大谷翔平が160キロを投げるたびに「ワシは170出しとった」と吠える金田正一しかり、メジャーリーグのすごい打撃を見ても「私らのほうが技術は上でした」とこぼす張本御大しかり。実績はわかるんだけども、格段に技術革新が進んでいる現代の競技レベルで競わせたら実際どうなの? というレジェンドも多いだけに、いくらでも「ifの対決」は描けるはずだ。
いずれにせよ、近いうちに開催されるはずの次回AI場所でも、NHKのゲスト人選には大いに期待したい。ほかを変えるにしても、紺野は固定でお願いします。
(文=オグマナオト)
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