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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > ボイメンに追い風?東京再進出
本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

BOYS AND MEN(ボイメン)に追い風か? ジャニーさん死去や公取委の動きで東京再進出へ

フォルティシモ#ff / BOYS AND MEN

  東海地方を中心に活躍する人気男性アイドルグループ「BOYS AND MEN」(通称、ボイメン)。ジャニー喜多川さんの死去で、今後、本格的に東京進出するのではないかと注目されている。

 ボイメンは10年前に東海地方出身もしくは在住の男性メンバーで結成されたエンタテイメント集団で、和田アキ子とコラボした“ボイメン研究生“もグループの一つ。今年1月には、悲願のナゴヤドーム単独ライブを成功させ、東海地区ではバラエティ番組『トクセン!!ボイボイ無限大』(東海テレビ)はじめ数多くのレギュラー番組を抱えるなど、人気と知名度においてジャニタレを凌駕している。

 そんなボイメンが東京で注目されるようになったのは、和田アキ子とボイメン研究生のコラボ曲『愛を頑張って』が大きいだろう。

 “芸能界のご意見番“を気取る和田は、紅白出場40回目がかかった16年にあえなく落選。レギュラー番組でNHKを批判し、「NHKからオファーがあっても出演しない」と公言していた。ところが、昨年、ボイメン研究生とコラボした歌手生活50周年記念シングル「愛を頑張って」が大ヒット。ボイメン人気に便乗して、紅白返り咲きを狙った。下馬評では“ボイメンとともに、紅白当確間違いなし”と言われていたが、結果は落選だった。

「ジャニタレにとって、ボイメンの存在は脅威ですからね。紅白落選はボイメンの東京進出を恐れたジャニーズ事務所の横やりだと言われています。実際、男性アイドルグループで初出場を果たしたのは『純烈』ですが、こちらはメンバーの年齢層もかなり上ですし、なにより歌謡・演歌路線ですから、ファン層もジャニタレとはかぶりません。潰す必要がなかったのでしょう」(芸能記者)

 ボイメンはこれまでにも東京進出を試みてきたが、ジャニーズという壁にぶち当たって、失敗に終わっている。

「男性アイドルグループ潰しは、ジャニーズ事務所の常套手段ですが、実は『King&Prince』の平野紫曜が、かつてボイメンに在籍していたことも大きいようです。平野がジャニーズに入所したのは12年で、すでにボイメンと対立していた頃。それだけに、平野はボイメンに在籍していた事実を認めようとしていません。事務所にとっても、平野がボイメン出身だということは “黒歴史”のようです」(前同)

 そんな事情もあってボイメンは紅白に落選したようだが、今年7月のジャニーさんの死去に伴い、潮目が変わったという。

「圧倒的な影響力を持っていたジャニーさんが亡くなったことで、芸能界の勢力図が塗り替えられると言われているんです。実際、公取委がテレビ局への圧力をジャニーズ事務所に注意したのも、ジャニーさんが亡くなった直後でした」(前同)

 この機に乗じて、ボイメンが再度の東京進出を狙うと見られている。ジャニーズの支配下に置かれている東京のテレビ業界が変われるか、期待したい。

最終更新:2019/08/10 12:10
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