渋野日向子、全英女子ゴルフ制覇と「イカ効果」でCMキャラ争奪戦が熾烈に
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女子ゴルフの渋野日向子が、海外メジャー大会の全英女子オープンを制覇。一躍、国民的ヒロインへとなった。
渋野は昨年プロテストに合格し、本格的にツアー参戦したのは今年から。しかし、5月に初優勝を飾ると、7月には2勝目を上げ、海外初挑戦でいきなりビッグタイトルを獲得する快挙を成し遂げた。日本人の海外メジャー制覇は実に42年ぶりのこと。週刊誌のスポーツ担当記者も驚きを隠さない。
「これまで日本人女子では岡本綾子や宮里藍などがトップクラスの成績を残し、今も畑岡奈紗が米ツアーに参戦中ですが、メジャータイトルに手が届いたのは1977年の樋口久子だけでした。渋野は最終日に1度は逆転されながら、後半の9ホールを31(5アンダー)で回るとは、まさに恐るべき20歳です。ゴルフファンの間では五輪代表争いが注目されており、世界ランキングで1ケタをキープし続けてきた畑岡奈紗はほぼ当確、続く鈴木愛や比嘉真美子らが代表争いに絡んでくるものと思われていましたが、渋野が全英を制し、14位まで順位を上げたことで(8月6日時点)、一気に代表入りが近付きました」(スポーツ担当記者)
彗星のごとく現れたニューヒロインのニュースは、日本のみならず海外でも大きく報じられ、“スマイリング・シンデレラ”というアダ名が付けられた渋野。これまで一般的な知名度はほぼゼロだったが、一気に大忙しになることは間違いない。キー局関係者はいう。
「いま、テレビ関係者がこぞって使いたがる女子スポーツ選手がテニスの大坂なおみですが、彼女は日本語が堪能でなく、感情の起伏も激しいので、難しい点も多いのは事実です。その点、渋野は優勝争いの最中でも笑顔を絶やさず、優勝賞金の使い道についても『お菓子を買いたい』とコメントするなど、気さくなキャラクターですから、オファーが殺到するのは間違いないでしょう」(キー局関係者)
渋野に注目するのはテレビだけではない。広告関係者もこう語る。
「渋野は、メジャー制覇という看板だけでも十分に魅力的ですが、ルックスも親しみあるし、プレッシャーなど感じさせない笑顔でプレーする様子は、老若男女から愛される要素満載です。さらに注目したいのが、渋野がラウンド中に“イカの駄菓子”を食べていたというシーン。かつて体操の内村航平が、『ブラックサンダー』好きをアピールして話題になったように、“駄菓子好き”は非常に好感度が高く、CMに起用すれば商品や企業のイメージアップに絶大な貢献をするのは間違いありません。今後、CM争奪戦になるのは必至でしょう」(広告関係者)
彼女が食べていた『タラタラしてんじゃね~よ』は注文が殺到し、製造元のよっちゃん食品工業は、「予想外の出来事」「社員一同フル稼働の状態」とコメントする騒ぎに。スポーツ界に現れた令和のシンデレラをめぐる騒動は当分の間、続きそうだ。
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