おぎやはぎ、「政治家と会食NG」だった! 東京芸人のスマートさとブレなさ加減で評価急騰
#お笑い #おぎやはぎ
おぎやはぎの小木博明と矢作兼の2人がMCを務めるトークバラエティ『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(Abema TV)で、過去におぎやはぎは安倍晋三首相が主催する「桜を見る会」に招待されるも、出席を断っていたことを明らかにした。
矢作が「小木がそういうの好きじゃないから」と説明すると、小木も「政治家NG」と自身のスタンスを語った。これに対し、ネットユーザーらは2015年の同会に出席した爆笑問題の太田光や、一昨年に安倍首相と会食したダウンタウンの松本人志らを引き合いに出しながら、権力に取り込まれないおぎやはぎの姿勢を称賛するのだが……。
「矢作と小木にとって、そうやって称賛されることが一番イヤだと思いますよ。彼らに反権力的なスタンスはないし、かといって、時の権力におもねるようなこともない。政治的なスタンスなんて、彼らからしてみればどうでもいいことだと考えているはず。桜を見る会の招待を断ったのも、単に会場の新宿御苑まで行くのが面倒臭かったというだけでしょう(笑)。それに、もし出席でもしたら空気の読めない小木なんて、安倍首相に失礼な発言をして物議を醸したりするなど、すぐに炎上してしまいそうですからね。そういう面倒臭さも含めて、彼にとって政治家はNGなのでしょう」(芸能ライター)
安倍首相はTOKIOと会食したり、大泉洋と高畑充希を首相公邸に招いたり、吉本新喜劇に出演したりと、芸能人好きで知られる。
一方の芸能人たちも首相とのツーショット画像を自身のSNSに投稿するなどしてはしゃぐ中、おぎやはぎのスタンスはいかにも異質だ。
「2人とも生粋の東京芸人なので、不粋なことを何よりも嫌います。それどころか、関西芸人のようにガツガツしたり、政治家や財界人と近しい関係になって浮かれたりして上昇志向を露わにするのは、田舎者のすることだと小バカにしているフシすらあります。若手時代からひな壇での立ち居振る舞いでも、自己アピールのために大声でガヤを入れたり、他の芸人を押しのけてでも前に出ようとしたりすることはなく、逆に一歩引いたスタンスが注目を集めてブレークしたということもありますからね。2人とも芸人にありがちな泥臭さがなく、あくまでもスマート。そして、そこが他の芸人にはない彼らだけの個性なのです」(同)
反安倍の人たちは矢作と小木を称賛するが、本人たちからすれば反権力という時点ですでにスマートではない。どのような状況であろうとも、のらりくらりとやり過ごすのがおぎやはぎ流。称賛されるべきは、その“ブレなさ加減”である。
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