フジ月9ドラマ、せっかく復調したのに! 10月期ディーン・フジオカ主演作に不安の声ばかり
#フジテレビ #月9 #ディーン・フジオカ
フジテレビの看板ドラマ枠“月9”の10月期の作品が、ディーン・フジオカが主演する『シャーロック』だとわかり、業界内外では早くも不安視されている。
かつて、我が世の春を謳歌した月9だが、近年低迷し、視聴率は1ケタ台が続いていた。一時は枠自体の廃止すら取りざたされたが、昨年7月期『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(沢村一樹主演)が平均10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をマークして、1年ぶりに2ケタ台に乗せると流れが変わった。
以後、同10月期『SUITS/スーツ』(織田裕二主演)が10.8%、1月期『トレース~科捜研の男~』(関ジャニ∞・錦戸亮主演)が10.8%、4月期『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』(窪田正孝主演)が12.2%と4クール連続で2ケタ台を達成。現在放送中の『監察医 朝顔』(上野樹里主演)も第3話までの平均が12.9%と好調で、看板ドラマ枠は完全に復活を遂げたといってもいいだろう。
ところが、次クールの『シャーロック』に関しては不安しかない。
同作は、世界的に有名な小説『シャーロック・ホームズ』を原作にしたミステリーで、フリーランスの犯罪コンサルタントであるシャーロック(ディーン)と、精神科医のワトソン(三代目J SOUL BROTHERS、EXILE・岩田剛典)がバディを組んで、難事件を解決していく物語。脚本は『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジ系)、『緊急取調室』シリーズ、『BG~身辺警護人~』(いずれもテレビ朝日系)などをヒットさせた井上由美子氏が担当する。
ディーンは2015年後期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』(波瑠主演)で五代友厚役を演じ、大ブレークを果たした。
だが、その後に主演した作品では『今からあなたを脅迫します』(17年10月期、日本テレビ系、武井咲とのダブル主演)が6.2%、『モンテ・クリスト伯−華麗なる復讐−』(18年4月期、フジ系)が6.2%と、いずれも壮絶爆死を遂げている。
1月6日に放送されたスペシャルドラマ『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』でも、井浦新とダブル主演を務めたが、これまた7.0%と憤死しており、主演ドラマでまるで数字が獲れていない。
「ディーンの賞味期限はとっくに過ぎています。作品自体の問題があったにせよ、それは視聴率でハッキリ示されています。原作が『シャーロック・ホームズ』という有名作だから、数字は獲れると見込んでいるなら甘いでしょう。フジが結果を残せていないディーンにリベンジの機会を与えたいなら、月9ではなく、火曜ドラマとか木曜ドラマにするべきでした。正直なところ、『シャーロック』の苦戦は免れないのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)
長い時間を要して、ようやく復調した月9。そのいい流れを、ディーンが止めてしまうことにならなければいいのだが。
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