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日刊サイゾー トップ > 社会 > 政治・経済  > ロンブー淳の政界入りで争奪戦

ロンブー田村淳の政界入り浮上で「N国」と「れいわ新選組」で争奪戦の動き

ロンドンブーツ1号2号・田村淳

 吉本興業をめぐる一連の騒動のせいか、まったく盛り上がらなかったのが7月21日に行われた参議院選挙。与党の圧勝となった中、最も注目を浴びたのが、約99万票を獲得した“N国”こと「NHKから国民を守る党」だった。

 その立花孝志代表は28日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演。自身が掲げた唯一の公約である「NHKをぶっ壊す!」に対する並々ならぬ思いを語っていたが、早くもその言葉通りの動きを見せている。

「『北方領土を戦争で取り返す』といった主旨の発言が問題視され、日本維新の会から除名された丸山穂高議員がN国に入党入り。元行政改革担当相で無所属の渡辺喜美参院議員にも接触し、参院での統一会派結成をもくろんでいます。ほかにもN国は秘書への暴力とパワハラで告発を受けている自民党の石崎徹議員についても入党要請を行っており、今後“問題議員”の受け皿になっていきそうです」

 さらに、N国が2年以内に行われる衆院議員選挙でもくろんでいるのが、芸能人候補者だという。

「ロンドンブーツ1号2号の田村淳に白羽の矢を立てているようです。淳はかねてから政界進出の噂があるのに加え、相方の田村亮は闇営業問題で吉本を契約解除される可能性がある。そうなれば、淳も追随して吉本を離れて出馬に踏み切ることも考えられます。ただ、淳に関してはN国同様、参院選で躍進を果たした『れいわ新選組』の山本太郎代表も狙っており、淳が入党するならこちらのほうが有力でしょう。東京から出れば山本代表との二枚看板になりますし、淳の出身地は安倍首相の地盤の下関ですから、そちらから出ても面白いことになりますよ」(週刊誌記者)

 吉本騒動は闇営業問題から、吉本vs.所属芸人に発展しているが、田村淳の政界転身で第3章の主役となるのだろうか。

最終更新:2019/07/30 13:03
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