嵐・松本潤ら主演の”ジャニーズ映画”がついに配信決定! 「なぜこの時期に?」配信解禁の舞台ウラ
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これまで強固なまでのメディア統制を敷いてきたジャニーズ事務所。ことさらネットへの写真二次利用に関しては、近年解禁されたものの、所属タレントが雑誌やテレビのドラマサイトからマスキングされるなどの処置を取られたことを覚えている向きも多いだろう。
だがここにきて、ジャニーズ事務所をめぐり、さらに“解禁”になったコンテンツがあるという。映画関係者が語る。
「実は、ジャニーズタレント主演映画が配信されることが決定されたのです。これまで、東宝や東映など大手が配給する岡田准一主演『関ヶ原』、二宮和也主演『硫黄島からの手紙』など、一部のビッグタイトルは配信されてきましたが、いわゆる“ジャニーズ映画”が配信されるのは初めてのことではないでしょうか?」
ビッグタイトルは莫大な製作費やプロモーション活動、製作委員会などの兼ね合いゆえ、ジャニーズサイドも配信せざるを得ない状況であったが、「ファンに向けたアイドル的作品などがついに配信解禁となった」(同)のである。芸能関係者が続ける。
「ジャニーズサイドとしては、バナーに所属タレントの画像が使われるのを快く思っておらず、長年、配信は見送られてきました。ただ、これもテレビ局のHPや雑誌同様、時代の流れなのでしょう。当初は大手の配信ポータルが独占で囲い込もうとしたところ、ジャニーズ側からNGが出たそうです」
本サイトでも再三指摘してきたが、ジャニーズは強固なメディア規制を敷く反面、アメとムチを使い分けることでも有名である。
「出版社のドル箱コンテンツとも言えるカレンダーに関しても、自社で発売することはおろか、特定の出版社のみの独占出版は避けており、数社の持ち回りで出版されています。今回の配信も同様の処置だと思われます」(前出・芸能関係者)
さて、気になるのは、なぜこの時期なのかということだが……。
「ジャニー喜多川氏の訃報を受けて、と勘ぐる人も多いでしょうが、それとは全く関係ありません。各配信ポータルがかなり昔から話を進め、ようやく合意に至ったのがこのタイミングでした」(前出・映画関関係者)
配信が予定されているラインナップを見てみると、『ピンクとグレー』(中島裕翔主演/行定勲監督)、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(長瀬智也主演/宮藤官九郎監督)、『ナラタージュ』(松本潤主演/行定勲監督)、『坂道のアポロン』(知念侑李主演/三木孝浩監督)などがあり、 “アイドル的映画”とは言えない力作も多い。J:COM、アマゾンプライム、Netflixの3社が見放題、ひかりTV、dTV、U-NEXT、TSUTAYA TVなどは単品販売だという。
今後もタイトル数は増える予定だといい、これもジャニーズの“体制の変化”といえるのかもしれない。
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