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ジャニーズ崩壊の序曲? テレビ局への”圧力”表面化で退所タレント続出か

ジャニーズ事務所

 公正取引委員会が元SMAPの3人(草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎)を出演させないよう、テレビ局に圧力をかけた疑いがあり、独禁法違反につながる恐れのある行為が認められたとしてジャニーズ事務所を注意していたことが明らかになった。

 公取委が調査した結果、直ちに独禁法に違反する事実は認められなかったが、違反行為につながる恐れがあったと判断したという。

 これに対し、ジャニーズは「テレビ局に圧力などをかけた事実はなく、独禁法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものではない。とはいえ、このような調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したい」とのコメントを発表し、“圧力”を否定した。

 草なぎらの3人は、2017年9月にジャニーズを退所したが、その後、草なぎ出演の『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)、香取出演の『Sma STATION!!』(同)、『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)、稲垣出演の『ゴロウ・デラックス』(TBS系)が次々に終了。出演を継続している番組は、草なぎがナレーションを担当する『ブラタモリ』(NHK総合)のみ。

 新規に、テレビに出演したのは、草なぎが主演を務めたスペシャルドラマ『未解決事件』(同、18年1月)だけ。民放テレビでは、新たに、この3人が出演した実績はなく、その活動はCM、映画、舞台、ネットに限定されている。

「わかりやすくいえば、公正取引委員会が調査したが、“証拠”が見つからなかったということ。つまりは、事情聴取を受けた民放テレビ局が、圧力を認めなかったのでしょう。元SMAPメンバーに限らず、ジャニーズを退所したら、芸能界で干されるというのは、この世界の定説。そんなことは、一般の人でもわかっています。ジャニーズがテレビ局に対して、『○○を使うなら、うちのタレントは使わせない』といった直接的な圧力は、今の時代にはやっていないとしても、間接的な言い回しで、脅しをかけることはできるわけです。各民放テレビ局にとっては、やはりジャニタレを使えなくなると困るので、過剰に忖度ははたらくでしょうね」(テレビ関係者)

 ジャニーズの元所属タレントに対するスタンスが、限りなく“グレー”だとしても、証拠が出てこない以上、公取委も是正勧告はできないが、“疑惑”が今回表面化したことで、流れが変わる可能性もありそうだ。

「この件で、ジャニーズは間接的な手法であっても、民放テレビ局に対して、圧力をかけづらくなるでしょう。あとは局側が忖度するかしないかの判断になります。そうなると、退所しても、テレビに出ることができる可能性が広がったともいえます。ジャニーズ内には、不満分子がたくさんいますから、これを契機に退所するタレントが続出するかもしれません。ジャニー喜多川さんが亡くなったことで、それに拍車をかけるかもしれませんね」(同)

 こういったことが明らかになっても、民放テレビ局はジャニーズへの忖度を続けるのか? 局側が過剰な忖度をやめれば、“ジャニーズ帝国”は崩壊へと向かう可能性もある。近い将来、元SMAPの3人を始め、需要のある元ジャニタレがテレビに出演できるような芸能界に変わってほしいものだが……。

最終更新:2019/07/22 22:00
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