吉本興業 岡本社長は今すぐ辞任すべし! 大崎会長とともに隠蔽を詫びて責任を取れ!!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、今週の第1位は、宮迫博之と田村亮を涙の会見に追い込んだ、フライデーのスクープにあげたい。
フライデーは今週、宮迫が半グレで前科3犯の野口和樹被告と一緒に写っている写真を掲載した。
写真は16年7月27日の夜9時過ぎ、高級キャバクラで撮られたそうだ。
野口が友人たちと北新地の店を訪れた。奥の個室で仲間と飲んでいた宮迫が、野口の友人の一人を知っていたようで、一緒に乾杯をしようとなり、高級シャンパンを飲んだそうだ。
野口は半袖で、上半身に和彫りの入れ墨をしているから、宮迫には見えていたはずだと、目撃していた店の関係者が話している。
しばらく談笑した後、宮迫が帰る段になり、同席者の一人が宮迫に謝礼を渡していたというのだ。目撃者は5万~10万円ぐらいではないかといっている。
こうした芸人やアイドルが一般人と飲み、その謝礼としていくばくかの金銭を受け取ることを「ギャラ飲み」というそうだ。
その日の少し前に、JR博多駅近くにあるビルの1階で、会社役員らが運搬していた約7億6000万円相当の金塊を、6人組の男たちがアタッシュケースごと強奪する事件が起きていた。
この事件の主犯格が野口で、彼は17年5月に逮捕されている。
宮迫や田村亮らは、詐欺集団の忘年会に出たことが報じられた時も、ギャラはもらっていないといい続けた。吉本は、宮迫は報じられているような額ではないがギャラを受け取っていたと公表したが、実際は100万円という高額な謝礼だったことが判明する。
そしてこの写真である。宮迫が反社と強いつながりがあったことをいい逃れできなくなったため、吉本は宮迫との契約を解消した。だが、形だけの芸人からの聞き取り調査を何回やっても、反社への闇営業やギャラ飲みを、芸人たちが正直に白状するはずはない。
吉本興業の大崎洋会長のインタビューを新潮が掲載しているが、この御仁、世の常識とは違う常識で生きている人のようだ。
大崎が社長になった時点で、役員や社内にも「反社のような人たちがいた」(大崎)が、そいつらを命がけで追い出し、近代化をしたと語っている。
しばらく前に、中田カウスと暴力団との関係が取り沙汰されたが、大崎は、「07年当時、吉本はカウスさん本人を含め関係者の聴取を行って問題はないと判断しました」といっている。だが、私には疑問だ。それに、その後も島田紳助と暴力団員との親しい関係も明るみに出ているではないか。
大崎は、僕が社長になってからはコンプライアンスを強化してきたというが、「しかし、『直の営業』については、基本的に、自由にさせてきた」という。だが、この直営業が今回のように、詐欺集団や暴力団に付け込まれる“スキ”になっているのだ。
直営業に走るのは、吉本9対芸人1ともいわれるギャラの配分や、賃金の安さにあるのに大崎は、「『最低賃金を保障しては』という議論があります。しかし、全員に払っていたら会社が潰れてしまう」と抗弁するのだ。
いちお笑いプロが、6000人もの芸人を抱える構造そのものに無理があるのだが、そうは思わないらしい。さらに、吉本が持っている劇場が日本に17あり、NSC(吉本総合芸能学院)を出たらすぐに舞台に立つことができ、「プロの舞台に立ったのなら、たとえ1円でも250円でも払うというのが会社の考え方です」という。きょうび250円もらって喜ぶ子どもはいないぞ。
芸人をタレントとは考えずに消耗品と考えているようだ。「よその事務所へ行くなりしてもいい。でも誰も辞めません」と豪語するが、外で通用するような芸人がほとんどいない証左ではないのか。
フライデーが発売された翌日、宮迫と田村が会見した。焦心した2人の口から、ギャラをもらっていたのに、ないことにしたことへの詫びと、その間の心の葛藤を、涙を流しながら語った。
一度は、シラを切り続けようとしたが、亮が「辞めてもいいから会見させてほしい」と岡田に直訴した。
だが、岡本社長は、宮迫、亮ら5人を部屋に残し、こういったというのである。
「おまえらテープ回してないやろな」と一喝した後、「亮ええよ。お前が辞めて1人で会見してもいいわ。やってもいいけど、全員連帯責任でクビにするから。それでもいいならやれ。俺にはお前ら全員をクビにする力がある」。そう圧力をかけたというのだ。
何のことはない。吉本という組織がヤクザなのである。大崎会長のいうように、反社の連中と関係のある奴らは、まだまだ残っていると思わざるを得ない。
この会見を聞いた松本人志は、すぐに岡本と会い、「会見しろ」「大事な芸人を辞めさせてどうするのか」と問い詰めたそうだ。
明石家さんまも、自分の個人事務所で2人を引き取るといっている。
岡本社長は、2人と話し合いを持つといい出している。だが待ってくれ。哀れな芸人たちを、先輩や同僚が庇い、会社側もそれを引き受けてめでたしめでたしにする気ではないのか。
ジャニーズ事務所のテレビ局への圧力問題も、テレビ側から「実はこういうことがあった」と告発する動きは、今のところ見えない。
吉本の芸人たちと反社との関わりも、このままでは、うやむやにされてしまいかねない。
スキャンダルを美談に変える。よく芸能界がやる手である。吉本側は、隠蔽していたことを詫び、責任を取って会長、社長は辞任するべきである。
2人の給与を50%カットするぐらいで済むことではない。
宮迫、田村亮らは、謹慎1年とし、明けてもしばらくは舞台を中心にして、当分の間テレビには出ない。そのぐらいのけじめをつけなければいけないはずだ。
吉本は、反社と付き合ったら即解雇。闇営業やギャラ飲みは一切ダメ。その代わり、健康で人間らしい生活ができる程度のカネは保障するとした「契約書」を芸人たちと結ぶ。
それで吉本が潰れても、それは仕方ないだろう。そうしなければ、同じようなことがまた起こる。
吉本の芸人たちは、「俺たちの生活を保障しろ」「一舞台5000円よこせ」と書いたプラカードを持ってデモをすればいいと思う。(文中敬称略)
【巻末付録】
現代からいこう。「全裸海岸2019夏-カメラが捉えたセレブたちの無防備な一瞬 ブレオナ・チェレティ、マーゴット・ロビー、ララ・ビングル」
「小田飛鳥、9頭身ヘアヌード-身長170cm、Iカップの衝撃」。袋とじは「邪悪なSEX2~女たちの告白~-怖いくらいに感じてしまう」。この中では小田飛鳥がいい。
ポスト。「奈月セナ、ジャングルの女王セナパイ-新時代のグラビアクイーン」「<最高巨乳会議>B20サミット開幕-巨乳リーダー20人が一挙集結 みねりお、ほしのうめ、西田麻衣、夏来唯、宮里ゆりは、叶夢」
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「関根優那、オトナの階段-次世代スターが意外なナイスバディを温泉で」「清水あいり、H!-男を惑わす人気グラドルのど迫力バストを接写」「畑中葉子/還暦ヌード-後ろから前からもう一度!」
今週は、両誌ともに頑張っているが、決め手なし。よって引き分け。
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