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週刊誌スクープ大賞

吉本興業 岡本社長は今すぐ辞任すべし! 大崎会長とともに隠蔽を詫びて責任を取れ!!

 輪島という横綱がいた。日大相撲部から角界入りして横綱になったのは、いまだに輪島だけである。

 大学出とは思えない言動は、たびたび顰蹙を買ったが、相撲ファンに愛された力士だった。

 彼の妻で、花籠親方の長女だった中島五月が、破天荒だった輪島について語り、ノンフィクション・ライターの武田頼政が、それをまとめて本にした。

 輪島は、十両入りした直後から、「銀座はサービスエリア」と嘯きクラブ通いして朝帰りしていた。

 初入幕の翌年には関脇になり、大関の座をつかもうかという時には、人気ホステスに入れあげ、稽古をする暇もなかったという。

 その後、輪島の妹が経営してきた相撲茶屋の資金繰りが苦しくなり、6億円の借金をつくる。そのため輪島は、某大手消費者金融への担保として、取引してはいけない「親方株」を差し出していたのである。

 広島の有名な暴力団・共政会が貸金の取り立てに来たというが、そちらは何とか話をつけたが、親方株を担保に入れていたということが発覚してしまう。

 だが、6億円の使途を輪島に問い詰めると、八百長にも充てていたという。いわゆるチュウシャといわれるやつだが、稽古もせずに遊び歩いていたため、八百長を頼まざるを得なかったのだろう。

 愉快な言動と土俵上で見せる豪快な相撲は見せかけだったようだ。だが、記録には残らないが、記憶には残る横綱だった。

 新潮では、草刈正雄の娘、紅蘭(くらん・29)が、内縁の夫、ラッパーのRYKEYこと、下田ムトアリッキー容疑者(31)の激しいDVを告白している。

 こっちもすさまじい根腐れぶりである。リッキーは3年前にも紅蘭へのDVで逮捕され、覚せい剤使用も発覚して、1年服役している。

 出所後に子どもが生まれたそうだが、なぜ別れなかったのだろう。紅蘭によると、別れ話を切り出すと、「コイツ(子供)を殺してオレも死ぬ」といい出すので、躊躇してできなかったというが、私には女心がわからない。

 結局また同じことの繰り返しで、再びリッキーは逮捕されてしまう。「出てきても復縁する気はない」というが、父親の草刈もホッとしていることだろう。

 ところで、朝日新聞の7月9日付の朝刊一面トップに載った「ハンセン病家族訴訟 控訴へ」が大誤報だったことが、大きな話題である。

 しかも、安倍首相は、その日の朝、「控訴断念」の方針を表明したから、朝日が安倍の筋からガセネタを掴まされた、ハメられたのではないかという“説”まで流れているそうである。

 朝日は、その日の夕刊に「おわび記事」を出し、10日の朝刊には。栗原健太郎政治部長名で、釈明記事を載せた。

 新潮によれば、同日の毎日は朝刊で「政府内に控訴断念論」と報じ、NHKは9日午前2時1分に「公訴断念へ」と流しているから、安倍首相の考えは控訴断念に傾いていたはずだと報じている。

 ではなぜ、朝日が誤報してしまったのか? 新潮は、朝日の社会部は政府筋から「控訴は難しいのではないか」という証言を得ていたのに、政治部が、「まだ再取材が可能な時間帯だったにもかかわらず、ほとんど何もしなかった」(政府関係者)というのだ。

 その背景には、安倍嫌いの政治部が、参議院選に打撃を与えてやろうと意図したのではないかと見る向きもあるようだが、自ら自分のところの紙価を貶めるようなことをやるとは考えにくい。

 やはり、責任者の思い込み、二重にも三重にも裏を取らなかったという初歩的なミスだったのではないか。

 文春によれば、この記事の“主犯”と目されるのは官邸キャップのTという人間だそうで、03年に産経新聞から移ってきた人間だという。麻生太郎に食い込んでいるといわれているそうだ。

 このTは、過去にも、G20が麻生の地元の福岡開催で最終調整、厚労相に片山さつきになど、麻生情報源によると思われる誤報があったという。

 産經から来て、朝日の官邸キャップにのし上がったのだから、実力はあるのだろうが、記者に必須の、「情報は疑え」という基本ができていなかったようだ。

 同じ文春が、施工不良問題で揺れるレオパレスに、今度は、暴力を振う広報部長がいると報じている。

 高野宏之がその人。社外の弁護士事務所に設置されたコンプライアンス窓口に、高野のセクハラ・パワハラを告発する文書が寄せられたのは16年10月のことだそうだ。

 女性職員は、飲み会で膝や手を触られた挙句、帰る時に、「泊まらせてくれ」と執拗に迫られた。

 男性部下に対しては、「死ね」「辞めろ」「臭い」「ここから飛び降りろ」などの暴言を日常的に吐き、「罵倒されながら臀部を2度殴られた」「革靴の爪先で頸部を蹴られた」などの暴言・暴力行為が詳細に記されていたという。

 そのような内部告発がなされたにもかかわらず、国際事業統括部長は外れたものの、社の中枢部署の経営企画部に異動になっただけで、今度のような施工不良が次々に出る渦中に、広報部長に就任したのである。

 レオパレスは創業者支配が色濃い会社で、それらの人間に取り入っていれば、セクハラ、パワハラをやろうともお咎めなしのようだ。文春の取材に対して山口雅弘法務部長はこういい放ったそうだ。

「厳しい指導の延長。彼は優秀だからこそパワハラをする。優秀じゃない方はしません。セクハラも、腿を触るなどよくある話でしょ。皆さんの上司がやっている程度のことですよ。強姦したわけでもない」

 この会社、芯から根腐れしているようである。

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