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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 韓国版「東武WS」の廃墟感
訪問ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.33

韓国版「東武ワールドスクウェア」の廃墟感がジワる

日本ゾーンは姫路城と熊本城

修復する気のないワールドトレードセンターと、エンパイアステートビルの薄っぺらいキングコング
内臓はみ出てるよ!

 その裏にあるのはお待ちかね日本ゾーンだ。展示されていたのは姫路城と熊本城という、日本のことわかってる感のあるラインナップ。背景に描かれた、インチキくさい居酒屋を思わせる「ザ・日本」なイラストがたまらない。

姫路城。その後ろに入り込んでくるのは、マレーシアのペトロナスツインタワー

 インドのタージマハールやカンボジアのアンコールワット、最後に韓国ゾーンを見て、地球一周の旅は終わり。所要時間は30分。ミニチュアがただそこにあるだけの、そしてまともに雑草も抜いていないこの場所に、安くもない入場料を払う必要はあったのかというモヤモヤが胸によぎった。

 あらためてネットに書かれた訪問客のレビューを読むと、「高い」「ボロい」「見るものはない」といったネガティブな意見のほかに、「夜なら比較的楽しめる」との意見も目立った。暗いから施設の破損はそれほど気にならない、というのがその理由らしい。

 珍スポ好きの皆さまは、ぜひ太陽が燦燦と降り注ぐ日中に訪れ、ポカーンとしたワールドの細部をじっくり堪能してほしいところである。

(文・写真=清水2000@simizu2000

 

●アインスワールド                                  

住所 京畿道富川市遠美区跳躍路1

休館日 なし

営業時間 10:00~18:00(冬季~17:00、週末・祝日~23:00)

HP www.aiinsworld.com

最終更新:2019/07/18 21:00
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