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RIZINデビューから4連勝! 朝倉兄弟がついにメイン戦へ――兄・未来は「勝って引退」!?

左が弟の海、右が兄の未来

   朝倉兄弟がこの夏、いよいよ主役に躍り出る!――総合格闘家の朝倉未来 (みくる・27)が7月28日(日)開催の「RIZIN.17」(さいたまスーパーアリーナ)で、矢地祐介(29)とメインで対戦。弟の海 (かい・25)も8月18日(日)開催の「RIZIN.18」(ドルフィンズアリーナ/愛知県体育館)で、世界初の総合格闘技2団体同時王者である堀口恭司(28)とメインで戦うことが決まったのだ。不良の格闘技大会「THE OUTSIDER」出身の兄弟が、ともに「RIZINで4勝無敗」という快進撃の末につかみ取ったメインの座。ここで勝てば一気にスターダムにのし上がれるが、2人の現在の心中やいかに? 爆弾発言連発の独占インタビューをお届けしよう!

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 インタビュー場所は、都内のファミリーレストラン。「好きなものを頼んでください」と告げると、それまで仏頂面だった兄・未来の表情が一瞬ほころんだ。「本当ですか? 俺、めちゃくちゃ食いますよ。食うのも速いですけど」と言って、ステーキとスパゲティとフレンチトーストを矢継ぎ早にオーダー。試合を控えたこの時期に、そんなに食べて大丈夫なのか? と心配になったが、そういえば彼は次戦に向けて増量をしなければならないのだということに、後で気づいた。一方、弟の海は、ハンバーグセット1人前を注文。「ドリンクバーは?」と聞くと、「水でいいです」と答えた。

――兄弟ともどもRIZINデビューから破竹の4連勝を飾り、「早くも」と言うべきか「ついに」と言うべきか、メインの座を勝ち取りました。まずは、お兄さんにお尋ねします。矢地戦が決まった率直な感想をお聞かせください。

朝倉未来(以下、未来) 今年4月のRIZIN.15で俺と(ルイス・)グスタボの試合が決まったとき、RIZINの榊原(信行) 代表が会見で「この試合に勝ったほうが矢地とやる」と言っていたので、いずれやるんだろうな、とは思っていました。ただ、なんで勝ったほうが矢地とやるのかがよくわからなかった。だって、矢地は(RIZIN.12で)グスタボに負けているじゃないですか。俺は結局グスタボに勝ったので、ますます矢地とやる意味がないな、と思いました。

――人として、そしてファイターとして、矢地選手にはどんな印象を抱いていますか?

未来 Twitterの一件(後述)があるまでは、人当たりが良さそうな感じの人だな、一緒にRIZINを盛り上げようぐらいには思っていたんですけど、ファイターとしては正直、気にも留めていませんでした。そもそも階級が違いますからね。ところが、俺が昨年末、ライト級の北岡(悟)選手との試合のオファーを断った後に、矢地が「対戦相手は団体が決めること。選手に選ぶ権利はない」みたいな悪口的なツイートをしたんですよ。そこから「こいつ、偉そうだな」「やってやろうかな」と思うようになりました。

――今回の試合が実現するまでの争点は、体重差でした。未来選手は66 kg、矢地選手は70 kgが適正体重。結局、70 kgで戦うことに決まりましたが、かつては「矢地なら70 kgでもやってやる」と言っていた未来選手が、交渉の過程で「間を取って68 kgでどうか」と打診してきたことなどを受けて、矢地選手は「そもそも70 kgで俺とやりたいって言ったの誰だよw」とツイートしています。

未来 「70 kgでもやってやる」と言ったのは、俺がグスタボに勝つ前の話。俺がグスタボに勝った時点で、世間の評価はすべて変わっているんで、俺が矢地とやるメリットは何もないんですよ。もしそれでもやりたいなら、彼の言葉を借りるのであれば、「負けた奴に未来はない」んで、あいつに選択肢はないんですよ。だから俺がやってあげるんであれば、俺の体重(66 kg)に合わせるのが筋じゃないですか。でもそれはキツいだろうから、俺は間を取って「68 kgでやりましょう」と言ったら、あいつはかたくなに断った。だけどRIZINからは「試合をしてほしい」と言われるし。「だったら俺が70 kgに上げてやってやるよ」という話です。

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