キンプリ岩橋玄樹の復帰は近い? ナオト・インティライミに託されたメッセージ
ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏が今月9日に亡くなり、所属タレントたちが続々と追悼コメントを発表した。ジャニー氏が最後にデビューさせたグループ・King & Prince(以下、キンプリ)のメンバーも思いの丈を寄せたが、そこに岩橋玄樹のものはなかった。
岩橋玄樹は昨年10月から、前々から患っていた「パニック障害」の治療に専念するため、芸能活動を休止している。今年2月17日に一部の活動再開を発表したが、そのわずか数日後の28日、活動再開を撤回。再度不安定な状態に陥っており、医師より入院加療が必要との診断を受けたためだという。
その後、事務所から岩橋についての音沙汰はなく、4月に「文春オンライン」(文藝春秋)が岩橋の“警察沙汰”を報じたことによって、グループ脱退が懸念される事態となった。
岩橋玄樹の飲酒・夜遊びと警察沙汰報道
今年4月、「文春オンライン」及び「週刊文春デジタル」は岩橋玄樹が2月に“警察沙汰”を起こしていたと伝えた。
記事によると、一部の活動再開を発表した2日後の2月19日夜、岩橋は友人らとともに原宿のコンビニで酒を購入しようとすると、店員から年齢確認を求められたという。すると岩橋は激昂し、友人らを含め口論となり、警察が出動する事態になったようだ。また岩橋の友人からは、「岩橋は治療に専念しておらず、酒を飲み歩いてばかり」という証言もあった。
ジャニーズ事務所はこの騒動を事実と認めており、「コンビニエンスストアのスタッフの方の予期せぬ問いかけに対して突発的に緊張を感じて取り乱し、思わぬ形でご迷惑をお掛けすることとなり大変申し訳なく思っております」とコメント。
活動再開の撤回はこの事件が原因だった可能性もあり、ファンからは岩橋の“キンプリ脱退”や“事務所退所”を懸念する声も出た。
ジャニーさんは「岩橋玄樹を元気づけるような曲を書いて欲しい」
一方でキンプリメンバーは、岩橋玄樹の存在をアピールし続けている。今年3月に発売された「TVガイド 春の新番組特大号!」(東京ニュース通信社刊)のインタビューで永瀬廉は、自身の誕生日に岩橋からソックスとキャップをもらったと自慢。岸優太も「岩橋とよく電話で話している」ことを明かし、ファンに向けて「安心して」とコメントを残していた。
そしてキンプリを手塩に掛けて育てていたジャニー喜多川氏も、岩橋玄樹のことを気にかけていたようだ。
ジャニー氏の訃報があった次の日、ミュージシャンであるナオト・インティライミは自身のライブでジャニー氏との思い出を語った。彼は先月リリースされたキンプリのファーストアルバム『King & Prince』に収録の「マホロバ」という曲を作詞・作曲。これはジャニー氏から「岩橋玄樹を元気づけるような曲を書いて欲しい」と頼まれ、つくった曲だという。ナオト・インティライミは「岩橋玄樹くんを応援してあげて欲しい」と、自身のファンに呼びかけている。
「マホロバ」とは“居場所”という意味であり、曲中には以下の一節がある。
<急がなくていいから 慌てなくていい>
<ずっと待ってるから 任せろ 守っておくから>
ジャニー氏、そしてメンバーとファンも、岩橋玄樹がもう一度ステージに立つ日を待っている。
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