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日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 上野樹里“希代のワガママ女優”の悪評を払拭したのは誰?
【wezzy】

上野樹里が“希代のワガママ女優”の悪評を払拭したのは結婚後、アノ人のおかげだった!!

 上野樹里が主演する月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)が、8日に放送スタートする。上野樹里の月9主演は、代表作『のだめカンタービレ』(2006年)以来、じつに13年ぶりとなる。

 上野といえば、代表作『のだめ』で、“憑依型女優”として大ブレイク。以降は、『ラストフレンズ』(フジテレビ系/2007年)で難しい役どころに挑戦するなど、若手実力派女優として高く評価されてきた。昨年も『グッド・ドクター』(フジテレビ系)で小児科医を演じていたことも記憶に新しい。年齢を重ねてさらに役幅を広げつつある。

 しかし、メディアによる上野樹里の“ネガキャン”が盛んに行われていた時期もあった。2011年、上野はNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の主演に抜擢されたが、その撮影現場で宮沢りえや鈴木保奈美にいきなりタメ口で話しかけて場を凍りつかせたり、台本読みを中断させて休憩に入ったまま戻らなかったり、地震報道のテロップが顔にかからないようスタッフに無茶な要求をしたり……などと、上野のワガママっぷりを伝える記事が週刊誌やネットで後を絶たなかった。

 さらに2017年には、KAT-TUN亀梨和也主演のドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)のヒロイン役に内定していた上野が、「アイドルのドラマなんて出たくない」と出演を渋ったと報道。事務所側はすでにオファーを受けていため必死に説得したが、上野は頑なに首を縦に振らず、結局ドタキャンすることになったのだという。日本テレビは代役探しに奔走することになり、一部では「日テレはしばらく上野を出禁処分にする意向」とさえ伝えられていた(ちなみに、同ドラマは木村文乃がヒロイン役をつとめた)。

 「上野樹里は希代のワガママ女優」――そんなイメージを強く与える報道が相次いでいたことは確かだ。

平野レミ「樹里ちゃんは態度がでかい」と笑い飛ばす
 そのネガキャンもいつしか終わった。最近では代わりに、料理愛好家の平野レミとの「嫁姑関係」が何かと話題を呼んでいる。

 上野樹里は2016年5月にロックバンド・TRICERATOPS (トライセラトップス)のボーカル和田唱と結婚を発表。この直後、姑の平野レミはあるイベントで「樹里ちゃんは目が大きいし、態度もでかい。明るくてよく喋る」と発言してネットをザワつかせた。もちろん、これは公開嫁イビりでもなんでもない。平野レミは、ほかにも「カラオケに行ったら、(上野の)地声がスピーカーから流れる声よりでかいの」と豪快に笑い飛ばしている。「嫁」と「姑」である二人が、カラオケに行くほど仲の良いことが伺えるエピソードだ。

 平野レミは上野の料理の腕前も認めているよう。「私のレシピに自己流でアレンジしていたので、なかなかやるなと思った」と舌を巻き、あの「レミパン」もプレゼントしたとのことだった。

 

 ちなみに、上野は2018年5月にInstagramでブロッコリー料理を披露したが、これは平野レミの“伝説のレシピ”として有名な「まるごとブロッコリーのたらこソース」を再現したものだった。ただし、平野レミのオリジナルはブロッコリーが一本の大木のごとく屹立しているが、上野はブロッコリーを寝かせてみるという堂々たるアレンジっぷり。このように、上野と平野がフラットな関係を築き、さらに仲も良好なことが伺えるエピソードが明かされるたびに、ネット上では「あの平野レミと対等に渡り合える上野樹里、すごすぎる」「理想の嫁姑関係」などと驚嘆の声が上がっている。

 上野の“ワガママっぷり”が書き立てられていた当時の記事においても、「上野は思ったころをすぐ口にするタイプ」「よく言えば裏表がない」と見なすものもあった。上野はもともと立場や年齢の分け隔てなく率直な態度で人とコミュニケーションをとるタイプで、“ワガママ”といわれるのもその性格ゆえの誤解だった……ということなのかもしれない。

最終更新:2019/07/09 07:15
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