嵐・松本潤がジャニー喜多川社長の病状を発表……なぜ近藤真彦や東山紀之ではなかったのか?
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
ジャニーズ帝国を築いた立役者であるジャニー喜多川が解離性脳動脈瘤破裂で自宅で倒れ、病院に緊急搬送されたのは6月18日だった。
だが、事務所側はこのことについて一切発表してこなかった。それが7月1日、嵐のCDデビュー20周年を記念した展覧会の会場で、嵐の松本潤から突然、発表されたのである。
なぜ、マッチこと近藤真彦でも、ベテランの東山紀之でもなく、松潤だったのか。
新潮によれば、藤島ジュリー景子副社長(52)が、今後のジャニーズを代表するトップグループは嵐だということを、内外にアピールしたかったからだというのである。
他誌では、もしジャニー喜多川が亡くなったら、彼には子供がいないから、莫大な遺産を誰に相続させるのかを推測する記事が多い。どちらにしても、帝国を築き上げた一代の英雄亡き後は、彼に代わる人間など出てきはしないだろう。
さて、秋篠宮夫妻がポーランドのワルシャワに着いたのは、予定より1時間半も遅れた夜の23時過ぎだったと、文春が報じている。
政府専用機ではなく、民間機で向かったため、フランクフルト発の便に遅れが生じたためだった。
だからいったじゃないかと宮内庁担当記者がこういう。
「国賓並みの待遇で招かれているため、本来であれば政府専用機を使って時間通りに到着し、相手国に迷惑をかけないことが外交上のマナーです」
民間機を使うことにこだわりを持っているといわれる秋篠宮を批判するが、政府専用機は欧州往復だと約1億円もかかるそうだ。いいではないか、私は、秋篠宮の考え方に賛成だ。
それにしても、年に十何回も外遊する安倍首相は、すべて政府専用機だろうから、これまでいくら使ったのか、文春さん、調べてくれないか。
文春によると、秋篠宮夫妻はNHKの宮内庁担当キャップ、橋口和人記者がことのほか嫌いだそうだ。なぜなら、紀子さんのご懐妊をスクープ速報したとき、秋篠宮は地方に行っていて、懐妊したことをテレビを見て知ったという。
「ご自身で伝えられなかった紀子さまは涙を流され、秋篠宮さまは激しく動揺されたと聞きます」(宮内庁関係者)
そりゃあ秋篠宮夫妻が怒るのも無理はない。その後も、佳子さんの学習院を中退してICUを受験する、眞子さんと小室圭さんの婚約内定もスクープしたそうだ。この記者ただ者ではないが、やはり、当人に当ててから報道すべきだったとは思う。
最近フライデーが面白い。吉本興業の芸人たちの「闇営業」を追及してから、他の記事も充実してきたように思う。フライデー編集部には、吉本の芸人たちと反社とのつながりを示す情報提供が殺到しているという。情報の裏が取れ次第、誌面化するそうだから、まだまだ吉本も芸人たちも枕を高くして寝られないだろう。
新潮によると、明石家さんまが、闇営業で批判されている芸人たちの擁護に動いていると報じている。
彼が出ているラジオで、こういったという。
「入江にはすごくお世話になっているので、入江が“さんまさん、お願いします”って言うてたら、俺は絶対行ってたよ」
入江とは、闇営業を仲介していた「カラテカ」の入江慎也である。
それに、中堅の芸人から、「ギャラを上げてほしい、さんまさんからいってもらえませんか」といわれていると明かし、
「僕が吉本の岡本に言ったらええだけのことなんですけれど」
と、岡本昭彦社長を呼び捨てにしたそうである。
6,000人も抱えて、安いギャラでこきつかったら、そりゃあ、闇でも裏でも、カネくれるならやろうとなるのは無理もない。
「ナインティナイン」の岡村隆史も、
「最初に記者会見をすべきだった。完全にうちの会社のミスジャッジ」
だと、吉本の対応を批判しているそうである。
闇営業問題が、皮肉なことに吉本興業の芸人へのギャラの安さ、待遇の悪さなどを浮き彫りにしてしまった。
正念場は、吉本も同じだ。
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