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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『家つい』元カレは双子の片割れ

『家、ついて行っていいですか?』元カレは生き別れた双子のきょうだいだった!

彼から一生分の幸せをもらった

「びっくりしたけど、あぁ、やっぱりなぁって思いましたね。彼氏としても好きだったけど、自分のことを好きなように、相手を好きだったんで。やっぱり離れられなかったですよ。戸籍上は問題ないかもしれないけど、倫理上は問題あるので。しょうがないよね、みたいな。それが苦で(彼は)自殺しました」

 双子は他人にはわからない不思議な絆で結ばれているとはよくいわれるが、それが2人を恋人という形で結び付けてしまったとは残酷すぎる。当時はつらかったと目を伏せるえりかさんだが、だんたんと時間が癒やしてくれたという。

「いま幸せか?」とスタッフから尋ねられたえりかさんは、こう答えた。

「はい、幸せですよ。彼のことも悲しいかも しれないけど、その(彼と過ごした)2年があるからこそ私は世界一幸せかなと思うし、一生分の幸せをもらっちゃったかなって 」

 市井の人の日常を切り取るのがこの番組のコンセプトだが、3000回ロケしてもなおマンネリ化しないのは、私たちは誰ひとり、同じ人生を歩んでいないということの証しでもあるだろう。だからこそ、赤の他人の人生をのぞき見するというエンタメが成立するということでもある。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」とはチャップリンの有名な言葉だが、まだまだ当分の間、この番組の人気は衰えそうにない。

最終更新:2019/07/06 14:00
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