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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 芸人と反社との証拠はまだ出る!
週刊誌スクープ大賞

雑誌屋やジャーナリストなど、きれいごとではできない!吉本の芸人と反社との関係を示す“証拠”はまだまだ出てくる!?

 現代の巻頭特集は「年金は夫65歳から、妻は70歳からもらうのが正しい」というものだが、私はスルーする。だが気になったのは、「年金暮らしのひとのための自己破産と生活保護の基礎知識」である。

 いざとなれば、生活保護だと思い定めているが、正直なところ、その手続きがわからない。現代によれば、自己破産は、地方裁判所に申し立てればいいそうだ。

 自己破産しても、年金は差し押さえられることはなく、現金の所持も99万円までなら許されるという。

 消費者金融や銀行からの借金なら、弁護士費用1~2万円ほどで済むそうだ。意外に知らないのが、生活保護をもらっても、年金はもらえるということ。

 最低生活費というのが住んでいる場所で決まっている。東京23区なら、70代単身者の場合は月13万円だという。

 生活保護の金額は、この最低生活費から収入を引いた金額になる。年金を月に6万円もらっているなら、差額の7万円を受給できる。

 医療費は全額支給、アパートに住む場合は住宅扶助、介護を受ける時は介護扶助がもらえる。自己破産と生活保護のどちらを先にやればいいのか? 先に生活保護の相談に行くのが正解だという。皆さん、どうしますか?

 ところで、バスケットの最高峰、NBAのドラフト会議で、ついに日本人が1巡目、全体の中で9位に指名された。

 八村塁(21)、西アフリカのペナン人と日本人とのハーフ。彼は中学時代、野球と陸上をやっていた。新潮によれば、彼を変えたのは両親の離婚だったという。

 母親の麻紀子は、別れた後も普通に父親と会っていたし、女手一つで育てたというわけではないと語っている。

 だが、恩師の富山市立奥田中学バスケットボール部コーチの坂本穣治は、「あいつが苦しんできたのを見てるから」と言葉を詰まらせた。

 さらに、富山という地方の街で、ハーフの子どもがどう見られたか、想像に難くない。

 だが、八村は、「日本人であることを強調する一方、黒人とのハーフであることにも誇りを持っている」(坂本)という。

 さらに坂本は、「彼がすごいのは、そうした偏見の中でグレてしまうのではなく、ペナン人の父、日本人である母の血の両方に感謝しよう、と素直に思えたことだと思います」

 やがて、八村はNBAに入ると豪語するようになる。そしてついに夢を実現するのだ。

 大坂なおみ、サニブラウンなど、ハーフの日本人たちの活躍が目立つ。これこそが真のグローバリゼーションなのだろう。楽しみである。

 さて、秋篠宮の会見での発言が話題になっている。ポーランドとフィンランドへの公式訪問を前に、6月21日、秋篠宮夫妻が長女・眞子さんの結婚問題について聞かれ、

「娘の結婚の見通しですが、私は娘から話を聞いておりませんので、わかりません」

 と答えたのだ。紀子さんも「同様でございます」というだけだった。

 紀子さんは5月に、眞子さんと2人だけで京都・大聖寺の茶会に参加しているため、もう少し踏み込んだ答えがあるのではないかと、期待していた皇室記者たちをガッカリさせたのである。

 週刊誌はこれをどう伝えたか。

「眞子さまと小室さんの結婚に関しては、状況は膠着状態です。今は解決を急ぐタイミングではないとお考えなのだと思います」(秋篠宮に近い関係者=女性自身)

「秋篠宮ご夫妻が下した小室圭さんとの『決別』」(週刊女性)

「“現状のままでは納采の儀は行えない”と明言されました。今回のご発言は、国民に向けて“あれから一歩も進んでいない、厳しい対応のままです”ということをお伝えになられたかったのだと思います。(中略)会見ではずいぶんおやせになられた印象でしたが、秋篠宮さまの苦しい胸の内が垣間見えました」(秋篠宮家を知る関係者=女性セブン)

 やや見方は違うが、眞子&圭問題がいい方向には進んでいないと見ているようである。

 文春、新潮はどうか。秋篠宮家研究を始めた文春は、今回の発言は、美智子さんが体調の問題もあって“不在”だったため、「今回の『聞いていない』発言は美智子様の “ご不在”ゆえに率直に吐露された『限りなく本心に近いもの』」だと、秋篠宮家関係者はいっている。

 昨年の誕生日会見での発言は、小室家の借金問題は迅速に解決すべしという美智子さんの考えに忖度して発言したもので、秋篠宮にとっては「内心忸怩たる想いがあったはずだ」(同)というのである。

 秋篠宮の教育方針の基本は「自由」だという。娘の「自由」は尊重したい、だが周囲がそれを許さないというジレンマで、悩み、心身をすり減らしているとすれば、同情するに余りある。

 新潮は、この会見で2つのことが明白になったとしている。一つは、秋篠宮家の親子の断絶が、噂だけではなく現実だったことがハッキリした。今一つは、小室家から具体的な連絡がなく、解決の目途が立っていないことがわかったことだと、皇室ジャーナリストの久能靖が話している。

 この会見後、ネットでは、「子を持つ親としての責任を放棄したのか」「まるで他人事ではないか」という批判的な声が上がっているという。子を持つ親の悩みや苦しみなど、まったく理解しない連中たちなのであろう。

 現代版ロミオとジュリエット物語は、まだまだ先が見えてこないようである。

 現代によれば、首都圏のマンションが売れないそうだ。6月17日に、不動産経済研究所が発表した「首都圏のマンション市場動向」によると、東京23区における今年5月の新築マンション発売戸数は781戸で、前年同月と比べて36・3%も減少したそうである。

 首都圏で4月に発売された新築マンションは1421戸で、4月に1500戸を割り込んだのは27年ぶり。

 アベノミクスが始まった13年から、マンションを建てれば即日完売という状況が続いたが、今年5月、首都圏で即日完売になった新築マンションはわずかに5棟22戸だけだった。

 これまでは、少なくとも東京オリンピックまでは土地の価格は上がり続けるといわれてきた。だが、そうではないようだ。

 10月には、個人所有の中古物件には消費税がかからないため、得な中古物件を選ぶようになると、新築マンションの売れ行きがさらに悪くなり、不動産市場全体も値下がりしていく傾向が強まるそうである。

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