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日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 中居正広からジャニー喜多川氏への思いとは
【wezzy】

中居正広からジャニー喜多川氏への思いとは「SMAPはわが子と同じ」「命をかけても守る」

 2016年末のSMAP解散以降、ジャニーズ事務所からの独立が噂され続けている中居正広。「週刊新潮」2019年7月4日(新潮社)は、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏がその座を退いた場合、ついに中居の退所が濃厚になると報じている。

 ジャニー喜多川氏は6月18日、自宅で倒れ病院に緊急搬送された。その容態については公表されていないが、同誌によると「実は、脳卒中を発症していた」という。ただし「週刊文春」(文藝春秋)ではジャニーズ側は「心臓は動いている」の一点張り、「女性セブン」(小学館)では「脳梗塞など脳関係の病気で危篤、亡くなったという情報が錯そう」とあり、詳細は不明。いずれにしろ87歳と高齢であり、現在まで第一線でタレントを指導していたことが不思議なほどではある。ジャニー氏の緊急搬送当日、中居の送迎車は深夜になっても病院を離れなかったそうだ。

 2016年に勃発したSMAP解散騒動は、SMAPを育てたマネージャー・飯島三智氏が、メリー喜多川副社長・藤島ジュリー景子副社長と対立し退社したことが発端。SMAP5人そろっての独立も話し合われたが、最終的に木村拓哉と中居正広はジャニーズ事務所に残った。「週刊新潮」によれば、中居がジャニーズ事務所残留を決めた理由のひとつは、ジャニー氏への“恩義”だったという。

 ジャニー氏が引退となれば次期社長は藤島ジュリー景子氏が濃厚であり、そうなれば中居は独立する可能性が高いというわけだ。

 

ジャニー氏はSMAPを厳しく指導してきた
 ジャニー喜多川氏と中居正広は、どのようにして信頼関係を築いていったのだろうか。

 一部メディアによると、中居がまだジャニーズJr.だった頃、ジャニー氏はJr.の育成に力を入れていたといい、ひときわ厳しくSMAPメンバーのことを指導していたそうだ。中居に対しては「YOUは本当に歌が下手だね」と、カスタネットを持ちながらジャニー氏直々にレッスンをしていたという。

 2015年放送のテレビ番組『ナカイの窓』(日本テレビ系)でも、中居はジャニー氏の厳しい一面を明かしていた。後輩であるSexy Zone・中島健人が「ジャニー氏は優しい」と語ると中居は、「反抗するからいけないんじゃないかなと思うんだけど」と前置きしながら、「電話の受話器をバンッ! って(投げられた)」と、発言。若き日の中居はジャニー氏に反抗し、怒られることもあったのだろう。

ジャニー氏「SMAPはわが子と同じ」「命をかけても守る」
 そんなジャニー氏の指導や、飯島マネージャーの立ち回りにより、SMAPは国民的アイドルへと成長した。そして2016年、SMAPの解散騒動が勃発するとジャニー氏は、舞台『ジャニーズ・フューチャー・ワールドfrom帝劇to博多』の説明会で、「SMAPは解散するのか?」という疑問を持ちながら集まった記者に、以下のように反論した。

<解散なんて冗談じゃない。はっきりしときますよ。絶対にない>
<SMAPはわが子と同じですから。ぼくは命をかけても守る。彼らがぼくを信じている以上にぼくも信じています>

 SMAPの25周年を記念するツアーを開催するかどうかについてもこう明言。

<盛大にやるべきです。萎縮したり周りに遠慮したりする必要はない。彼らは“オレたち、もういいよ”と言うと思うけど、やらなきゃいけない>

 残念なことに、ジャニー氏はSMAPを守ることは出来なかった。ジャニー氏の思いとは裏腹に、SMAPは解散し25周年ツアーも幻となったが、ジャニー氏とSMAPメンバーが親子のような関係を築いていたことは確かなのだろう。

 特に、中居とジャニー氏の信頼関係は厚かったようで、毎年行われるジャニー氏の誕生日会に、「中居はSMAPのなかで唯一参加していた」と「週刊文春」(2019年7月4日号)は伝えている。

 誕生日会での中居のはっちゃけぶりは凄かったようで、2015年放送のラジオ『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)で誕生日会の様子を取り上げた滝沢秀明は、「中居君、もうはしゃぎすぎ! なんかやっぱ、うれしかったんだろうね」と語っていた。ジャニー氏の前での中居は今でも“子ども”のなのかもしれない。

最終更新:2019/07/01 07:15
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