「カラテカ入江ひとりを悪者にするのはダサい」お笑い好きの”元アウトロー”瓜田純士が闇営業にモノ申す!
#インタビュー #瓜田純士 #闇営業
俺だったら迷わず帰る!
――会場に来てから「ヤバい連中だ」と気づいたけど、その時点ではもう帰るに帰れなかった、という可能性はないですかね?
瓜田 仮にそうだとしても、「すいません、帰ります」と言って、ギャラを受け取らずに途中で抜け出すことだって、できたわけじゃないですか。
俺だったら迷わず帰りますよ。え? ここで? ウソ? と周囲にいる人がヒヤヒヤするタイミングでも帰っちゃう。なんで帰ったんだ! と後で怒られても、「だってあいつら、怪しいじゃないですか」と言えばいい。断れない人って多いけど、断れないせいで痛い思いをするんだったら、嫌われても断ったほうがいいんで。絶対に。
――それにしても、宮迫さんあたりは表の仕事だけでも十分稼いでいるのに、なぜ闇営業なんかしたんでしょうね?
瓜田 会社から振り込まれる給料は、いくら高額だとしても嫁が管理していたりして、好きなようには使えない。そんな中、どこに報告する必要もないお金が数十万ポケットに入ってくる。それが単純に魅力的だっただけだと思いますよ。「気に入っている姉ちゃんにバッグの一個でも買ってやれる」ぐらいの感覚でしょう。バカだなって思いますよ。
あとね、一連の報道を見て、卑怯だなと思ったこともあるんですよ。
――それはなんでしょう?
瓜田 カラテカ入江ひとりを悪者にするのは卑怯じゃないか、と。入江みたいな奴って、芸能界に限らず、どこの世界にもいるんですよ。謎のコネクションを自慢しながら謎のコネクションの中を生きる奴。人をパーティーに誘っておきながら、「次のパーティーがあるから」とか言って、わずか10分程度で会場から消えるような奴(笑)。
「俺はパーティーとパーティーの間をすり抜けて生きている」ぐらいの感覚の、うさんくさくて調子が良くて、ルックスはさえないくせに誰よりもいい服を着ているようなバカって、昔から一定数いるんですよ。
そういうバカは本当に、悪気なく話を振ってくるんで。入江からしたらそのシーズンだけで、おそらく何十件ものパーティーや忘年会を回していたと思うんですよ。今回問題になっている忘年会はその中の1件にすぎず、おそらく「ここは羽振りがいいから芸人仲間を連れていこう」ぐらいの軽いノリでしかないから、ヘタしたら入江のほうがあんま覚えていないぐらいの出来事だと思うんですよ。
それをみんなで「入江が、入江が」と言うのはダサい。宮迫が最も古株なんだとしたら、「入江を指導できなかったことを含め、すべての責任は俺にある」ぐらいのことを言えないもんですかね? 「俺はどんな処分でも受ける。ほかの奴らは俺という先輩がいる手前、帰れなかっただけ。だから俺が全責任を取る」と言えば、まだ見方も変わったのに。
宮迫とか亮クラスが後輩のせいにして頬かむりするっていうのが、一番ダサいですよ。先日、何かの雑誌で宮迫が数千万円の腕時計コレクションを自慢していましたけど、自分はそんな贅沢して、不倫までしているわけじゃないですか。一方、忘年会のメンバーの中には、苦労してやっと去年ぐらいから売れ始めた芸人もいる。同じ事務所の先輩として、そういう後輩の罪をかぶる男気はないのかな、と残念に思いました。
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